思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

映画

『劇場版 仮面ライダービルド Be the One』☆☆終盤は熱心に観ていなかったこともあって、設定を忘れていたが、まあストーリーは、バディが敵に操れ、周りがみんな敵になる、というそれだけ。勝利する理由も特になく、都合よく奇跡が起きるだけ。 川井憲次ファ…

『ホステル2』☆☆☆★続編としてはよくできた映画。 前作の続きとしての要素、ひねってくる要素、パワーアップする要素などがうまくできている。 本作では前作では当然謎だった悪の組織の方も突っ込んで描いていて、そちらの客の視点も加えられていて、殺人に…

『ゾンビランド ダブルタップ』☆☆☆☆まず10年ぶりの続編、という情報が重要。それを知らなかったので、ヒロイン姉妹が出てきた時に、男性陣は続投なのに女性陣は役者変更? と思ったほど。特に妹のほうは激太りというか、超グラマーになったというか、完全…

『ショーシャンクの空に』☆☆☆名作とされているものを観てみようの巻。 モーガン・フリーマンが出ているから、まず間違いないだろうなぁ、というのは早々に分かったのだが。 まず思ったのが、『ジョジョ』6部でオマージュされているネタが色々あるなぁ、とい…

『ベイビー・ドライバー』☆☆☆★ケヴィン・スペイシーが出ているせいかどうか分からないが、なんとなくリュック・ベッソンの『タクシー』みたいなヨーロッパ製アクション映画みたいな感じがした。後は『シュテーム・アップ』とか。 過去のトラウマから常に音楽…

『二重生活』☆☆☆☆日本映画チャンネルの「月イチ衝撃作」にはハズレがないなぁ・・・。 一体どんな映画なのかわからずも、観てみた。 主人公・門脇麦は、哲学の卒業論文で、最初は100人にアンケートを取るつもりだったが、リリー・フランキー指導教官に提…

『シン・ランペイジ』☆★まあ、タイトルからしてC級だろうとは想像していたが、Z級だったか。中国製ではあるものの、完全にアサイラム案件。Z級である。 原題は『巨鰐島/Crocodile Island』だが、『ジュラシック・ワールド』だの、『キングコング 髑髏島の巨…

『新世紀エヴァンゲリオン Air/まごころを、君に』☆☆☆☆『シンエヴァ』後、初めてだったかな? テレビシリーズ再見後は初めてだったかな? どちらにしても、ようやく、言いたいことが理解できた気がする(^_^;) その辺は最後に書くことにする。 個人的な好き…

『刑事コロンボ かみさんよ安らかに』☆☆☆★見終えてみると、見たことあるような気がする。まずは、コロンボのかみさんの葬式、というところから始まるのも異例だが、回想シーンが主体、というのも異例。葬式に重ねて、犯人の回想が始まり、次には共犯にされて…

『ジョーズ』☆☆☆☆ 小学生の頃にテレビで観たようで観てなかったかもしれないシリーズ。三宅隆太監督や「おまけの夜」メンバーなど、さんざん絶賛されて見所も知った上での視聴である。 まず序盤は、パニック映画の常道である、危機を予見した主人公と、常識…

『伝説巨人イデオン 接触編/発動編』☆☆☆☆テレビシリーズを観た後、ハイビジョン画質で観るとどうなるか、という感想。 意外だったのが、テレビシリーズの方が面白かった、という印象だったこと。総集編である『接触編』のみならず、発動編ですらそんな感想…

『アオサギとツル』☆☆自主制作手書きアニメ? ロシアで1975年に作られたというが、戦後すぐじゃないかというくらい古典的な仕上がり。 物語は、いうなら「黒ヤギさんたら読まずに食べた」的な話。

『マトリックス レザレクションズ』☆☆★そもそもの3部作が右肩下がりだったので、それの続編と言われても全然期待してなかったが、監督は継投だから正統派続編ということで、万が一、ということもあるので一応ウォッチしてみた。 最初が『1』のリメイク? …

散歩する惑星

☆☆★『未来世紀ブラジル』プラス『ビジュアルバム』って感じ。不条理というか、社会派ブラックユーモア映画という感じ。近未来なのかパラレルワールドなのかもわからない。白塗りのサラリーマンたちが、会社や家庭でどこかズレたスラップスティックを静かに…

009ノ1 the end of beginning

 ☆☆★坂本監督ということで期待したが、アクションはともかく、ストーリーは、東映特撮映画やビデオでイヤというくらい観飽きた展開に、がっかり。特に平成ライダーの映画版にそっくり。 ゾンビのくせに血が出たり、頭をやらなくても死ぬって、出来損ないも…

『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』☆☆☆無印だけど、三部作のパート1に当たる。原作は既読で、『ガンダムエース』で最大限に宣伝していたので、期待は膨らむのだが、完全値引きシャットアウトの映画公開にドン引きして、劇場には見にいかず。ネットでの…

ランボー3 怒りのアフガン

☆☆☆☆世間的には「しくじり先生」扱いされている本作だが、私は普通に楽しめた。3部作の順番をつけるなら、好きな順に『3』『2』『1』となるくらい。 まあ、これは多分にアクション及びミリオタ視点という偏ったフィルターゆえな気がするけど(^^;) 残念な…

『最後の戦い』☆☆凡庸なタイトルだが、リュック・ベッソンの初期作品。なんと白黒の無声映画なのだ。厳密にはセリフがないだけで、吐息や効果音は普通にある。セリフがなくてもわかるように、チャップリン的な、リアリティよりも、パントマイム的なオーバー…

『ターミネーター』☆☆☆★ 30年以上前にテレビで観て以来かもしれない。構成とストーリーがめっちゃ強固なので、ほとんど記憶通りだった。 また、『ゼイラム』がこれをまんまベースにしている事、『ターミネーター2』もまたクライマックスのタンクローリー…

ランボー ラスト・ブラッド

☆☆☆★『ランボー 』シリーズは、30年前くらいにテレビで観ていると思うのだが、記憶がなく、『最後の戦場』だけはソフトも持っているくらい好きな映画、というのが私のスタンス。なので、3までの内容については知らない、という前提で書きます(^_^;) 本作…

『新・男はつらいよ』☆☆ 競馬で大当たりした寅さんが、おじさん夫婦にハワイ旅行をプレゼントするが、旅行会社の社長に金を持ち逃げされたことが旅行前日に発覚。旅行に行ったフリをすることに。それがバレた後は、実家の二階に居候することになった幼稚園の…

『シオリノインム』☆★ いわゆるピンク映画というのだろうか。祖母の家に一人暮らしすることになったシオリだが、夜な夜な誰か(何か)に犯される、いわゆる淫夢に悩まされる。だんだん頻繁になり、ついには起きている間にも・・・というお話。 犯されるとは…

『ゴジラVSビオランテ』☆☆☆☆ 4Kを2Kにコンバートしたもの。DVDであっても、大画面テレビで見るとボケて見えるので、こういうケーブル放送はありがたい。 ストーリー(脚本)『は何度見ても良くできている。『シン・ゴジラ』クオリティでリメイクしてほしい…

『ザ・クロッシング2』☆☆★ ジョン・ウー監督作品。舞台は1949年の台湾。金城武、長澤まさみが出演、音楽は岩代太郎と言うことで、日中台の3カ国合作かと思いきや、中国映画である。ちなみに原題の英語タイトルそのままで、中国語の方は『太平輪 彼岸』…

『ビルとテッドの地獄旅行』☆☆☆★ 以前に高橋ヨシキ氏がメディアに出ていた時に、何かの関連で出てきたもの。地獄に落ちる時間が長すぎて遊び出す、と言うくだりだったかな? てっきり単発のバカ映画だと思っていたのだが、見始めると、どうもおかしい。調べ…

『ラストムービー』☆★ ケーブルテレビの概説だけ読むと面白そうだったけど、観てみると色んな意味で「なんじゃこりゃ?!」な映画だった。 映画だけ観た感想としては、映画も知らないような僻地で映画を撮影したら、現地の人が虚構(ごっこ)を本気にしてし…

『デューン/砂の惑星』☆☆ そこまで期待していなかったが、ドゥニ・ベルヌーヴ監督だし、SFファンからは絶賛されているので、もしかして・・・と行ったが、ダメだった。開始早々からずっと睡魔と戦いながら、実際にマイクロスリープも何回かやってると思う。…

『十三人の刺客』☆☆☆☆ リメイク版らしいが、そちらも原作(?)も知らない。最初こそ胸糞だが、最初の20分は、悪役がどれだけひどいやつか、ぶっ殺しても当然、というやつかを描くため。要するに『北斗の拳』の序盤のそれと同様。それをすぎれば、エンタメ…

『シャイニング(WOWOW)』☆☆☆★副音声解説版。私的には何が怖いのか、何が凄いのかさっぱり分からなかったが、良いと思っている人はどこを面白がっているのか、よくわかったので、評価が★上がった(^_^;) というか、「映画秘宝」的にツッコミのネタにしている…

『ヘルボーイ(2019)』☆☆☆★前の2作は観ているが、本作はよりモンスター度とグロ度(要するにカルト/マニアック度)が上がっており、これこそギレルモ・デルトロ監督じゃないの? と疑うほどの内容。 ただし、そもそもヘルボーイのキャラが好きじゃな…