思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

ランボー ラスト・ブラッド

☆☆☆★

ランボー 』シリーズは、30年前くらいにテレビで観ていると思うのだが、記憶がなく、『最後の戦場』だけはソフトも持っているくらい好きな映画、というのが私のスタンス。なので、3までの内容については知らない、という前提で書きます(^_^;)
本作は基本的には『最後の戦場』の構成を踏襲していて、大きな違いは、ランボーの私生活が描かれる、ということ。実家に帰ったランボーは親類の叔母とその娘と、家族のような生活を送っていた。その娘がなんやかんやでメキシコの麻薬カルテルに捕まって、シャブ漬けにされ、救出するものの、死んでしまう。
その復讐に行って、カルテルのボス兄弟のうち、弟は殺すが、そのまま自分のところへ来るように仕向けて帰ってしまう。自宅を『ハロウィン(2018)』よろしく、トラップだらけの要塞のようにして、彼らを撃滅する。
メキシコに乗り込んでカルテルを全滅させる、というのが普通の映画の構成だと思うのだが、なぜそうしなかったのか?