思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

2018-12-01から1ヶ月間の記事一覧

『世界最強! アメリカ空軍のすべて』青木謙知 ☆☆☆★ ソフトバンクサイエンス・アイ新書タイトル通りで、開発の経緯から、細かいスペックまで詳しく載っている。素人には意外なのが偵察機、輸送機、空中給油機とかが多いこと。 逆に、陸軍かとも思えるサンダ…

『数学ガールの秘密のノート 行列が描くもの』結城浩 ☆☆☆☆ ソフトバンククリエイティブまず驚いたのがあとがき。『数学ガール』と『数学ガール 秘密のノート』は別のシリーズだった! それはどうでもいいとして……(^_^;) 無味乾燥だった前に読んだ参考書と異…

『ミュータント・フリークス』 ☆☆★町山智浩推薦枠。いわゆる「消えた作品」系の映画。 江戸川乱歩的な、奇形人たちが奮闘する映画。農薬を駆使して(?)一般人を拉致して奇形化し、見世物にしているマッド・サイエンティストと、そこから脱出しようとする被…

『古事記異聞 鬼棲む国、出雲』 ☆☆☆★なんとミステリーのくせに全然謎が解けていない。第1部とか書いてくれないと、読み終えると唖然とするよなぁ…。「猿田彦大神(略)では(略)神在祭最後の神送りの日に小豆雑煮をお供えして(略)これを「神在餅」と呼び…

『ミュータント・フリークス』 ☆☆

見波利幸『なぜか、やるきがそがれる 問題な職場』を読む印象に残ったところ「顧客目線に立つ=顧客の要望なら何でも応えることだと、勘違いしている上司が多いのです。(略)顧客が対価を支払ってくれるのは、自分たちの専門性の高さに価値を感じてくれてい…

『スケールアヴィエーション 2019年01月号』 ☆☆☆★林周市特集ふたたび。今回は基本テクニックじたいは変化がなく、しかもハウツーは付録DVDに完全おまかせなので、誌面じたいには前回と比べて魅力に乏しい。作例写真から、そのプロセスを読み取れる人なら違う…

『刑事コロンボ 策謀の結末』 ☆☆☆☆日本版のオープニングであまりにも有名な、「瓶を倒して、死体外枠のテーピングのポーズにバッタリ倒れる」という場面がある回、というだけで殿堂入り決定。 その瓶の転がっている位置がおかしい理由も、証拠が揃っていてま…

『Gレンジャー』追記そもそもAV的な安直設定なので、ツッコムのも無意味かもしれないが……。 最初は一般人であるレッドのオナニーで始まり、Gレンジャーになった後でも、ピンチになったらオナニーするたびに強くなる、という流れにすべきだった。

『072戦隊Gレンジャー』 ☆☆★ タイトルから見ても明らかなように、戦隊シリーズのパロディにして、AVとの中間的な感じ。お色気ものというか、80年代の実写OVAみたいなエッチなシーンがある。 乱暴に言うと、美人度はホワイト、レッド、イエロー、だいぶ飛んで…

『ロンメル軍団を叩け』 ☆☆☆事前情報も事後情報もなく観たので、よく分からない(^_^;) とあるイギリス部隊がドイツ軍に偽装して、アフリカのロンメル指揮下の部隊に痛撃をあびせ、戦艦隊支援のため砲台を破壊する任務に挑む……だと思う(^_^;) イギリス軍対ロ…

『あの日』小保方晴子 ☆☆☆★「はじめに」を終え、本章を読み始めると、誰でも違和感を覚えるだろう。これ、彼女が書いてないやろ……ということを。確実にゴーストライダーが書いている文体なのだ。本書は、正確には 『小保方晴子の「あの日」』講談社編集部編 …

『STAP細胞に群がった悪いヤツラ』 ☆☆☆★結局何がどうだったか全然すっきりしなかったSTAP騒動について取材したノンフィクション。 推理小説や映画と違うのが、最初から著者の視点が混じって書かれていること。 事実を積み重ねた結果、原因は○○、という筋立て…

『ちびしかくちゃん(1)』 ☆☆★原作者みずから、国民的アニメ『ちびまる子ちゃん』のパロディを描いたもの。 毒もあるが、基本的にはほのぼの路線の同作と正反対に、本作では全キャラにネチネチした毒がある。 恐らく病魔が忍び寄る中で描かれたという前提で解…

内山力『理数系の「対人関係」テクニック』を読む印象に残ったところ「「最大の成果を得るのではなく、ダメージを最小にしておく」これが理数系行動のものさしです」「「トラブルが起きてもよさそうなのに起きていないもの」を探します。(略)「起きている…

『実録 三億円事件 時効成立』 ☆☆☆『一万三千人の容疑者』みたいな雰囲気。ただ、時効が来る前に独自取材をして作り上げた、という情報がなければ評価できない映画かも。それを知らずに後世の人が見ると、NHK『未解決事件』みたいな再現ドラマと大差なくなっ…

『実録 三億円事件 時効成立』 ☆☆☆ 『ドント・ブリーズ』 ☆☆☆

『バビロン(2)死』 ☆☆☆☆ 自殺合法化をめぐった政局・選挙という展開はまんま『沈黙の艦隊』テレビ討論なんて台詞の調子から、章の区切り方までモロにそのままである。 それに加えて、曲世愛との対決は、『デスノート』のような雰囲気。さぞかしマンガ化が…

『アメリカン・スナイパー』 ☆☆☆★イラク派遣で多数の敵を狙撃した米軍狙撃兵の、実話を元にした映画。彼の一代記である。 アメリカ本土でのプライベートと、イラクでの戦場描写の2つからなる。 イラクでの描写は『ブラックホーク・ダウン』みたいで、リアル…

『フランカー モデリングマニュアル』 ☆☆☆☆単品のハウツー本で、フランカーって……。フランカーってそんなに「みんな大好き」なの? いや、私も好きだけど。 雑誌『スケールアヴィエーション』で近年だけでも2回も特集(その内の1つには岡プロの詳細なハウ…

『ザ・ カンニング IQ0』 ☆☆★バカが出てくるバカな映画を期待したのだが、ちょっと違った。 前半分は、コメディ色は強いものの、ある意味リアルな若者のいたずら、恋愛、大人への反抗を描いた青春もの(ただしフランスの)。よっぽど観るのを止めようと思っ…

『モデルグラフィックス 2019年01月号』 ☆☆☆★あの哀原氏がガンプラに完全復帰! そのゲルググは流石の全く隙のない完成度。しかし、どうやって製作しているのか途中(というより塗装前)写真だけでは分からない。高石誠氏みたいに加工途中も込みで、丸々1冊…

『風雲児たち<幕末編>(31)』 ☆☆☆☆樺太領土交渉、長井雅楽暗殺未遂、松平春嶽&一橋慶喜任官運動、参勤交代廃止など。 ギャグもちょいちょいあるが、やはり「また一歩倒幕に近づいた」は最高のギャグ。それだけでなく、倒幕へのドミノがひとつひとつ倒れ…

訂正。 原題が『ネガティブなんとか』だった気がするので引っ張られた?それも勘違い?(^_^;) 『刑事コロンボ 意識の下の映像』 ☆☆☆☆犯人はマーケティング映像学者(分かるような分からんような職業だが、いかにもアメリカらしい)。 計画も、アリバイ、被害…

『パトレイバーTNG(8)狙撃距離2000』 ☆☆☆★ プロットは面白いのだが、やっぱり間が多い。そこまで金がかかるエピソードとは思えないんだけどなぁ……。やはり実物大レイバーに金をかけすぎて、各話に回す金が根本的に不足しているのか?( ´Д`) ロシア・スナ…

『はじめての行列とベクトル』長谷川勝也 ☆☆☆ 技術評論社高校の参考書か、大学生の復習用としては分かりやすいだろうが、数学読み物としては厳しかった。 それでも行列のガウス計算とか、1/4くらいは真面目に計算を追いながら読んだぞ(^_^;) 一般読み物とし…

『バビロン(1)女』野崎まど ☆☆☆☆ 講談社タイガ野崎まどらしかぬ、検事が悪を追う。まるで『機龍警察』みたいな、ハードカバーで、黒い表紙の本で出ていても何らおかしくない内容。 序盤は、ホラーを予感させる事件の予兆で、そこからポリティカル・フィク…

『バットランド』山田正紀 ☆☆☆★『神狩り』や『最後の敵』のような王道の作品以外、最近の思弁的というか叙情的な長編よりは、本作らのようなスタイルでは短編のほうが良いだろう。 本書中でも、時代小説の1編以下はぶっ飛んだアイデアをマクロとミクロのスケ…

『刑事コロンボ 意識の下の映像』 ☆☆☆☆犯人はマーケティング映像学者(分かるような分からんような職業だが、いかにもアメリカらしい)。 計画も、アリバイ、被害者の2段階誘導、偽の犯人へのお膳立てなど、かなり綿密。 以下、ネタバレ中でも、コロンボが犯…

『決定版 世界のジェット戦闘機file』 ☆☆☆☆ 学研意外と第一世代に知らないものが多かった。なおかつ、速度が遅く、航空力学も未発達なので、機体形状にバリエーションがあって格好良かったり……。