思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

ショーシャンクの空に』☆☆☆

名作とされているものを観てみようの巻。
モーガン・フリーマンが出ているから、まず間違いないだろうなぁ、というのは早々に分かったのだが。
まず思ったのが、『ジョジョ』6部でオマージュされているネタが色々あるなぁ、ということ(^_^;) 冤罪で刑務所に入れられるところからしてそうだし。
『シネマンション』では「予想・イメージと違った」とあったこともあって、どんなジャンルの映画なのか予想がつかずに観たこともあって、最後までどんな気持ち(ラストの期待)で観ればいいのか非常に悩ましかった。
最初は、『それでも僕はやってない』みたいな、善人が刑務所でのツライ生活を描くのかと思った。
中盤は、会計士の資格(? ただの知識?)を活かして刑務官や役人に取り入る、お仕事映画というか、主人公の機転を楽しむ映画に思えた。
終盤には希望をなくした主人公が自殺するのかと思いきや・・・。
要するに、ジャンルとしては『ピアノ・レッスン』とか『ダンサー・イン・ザ・ダーク』(観てないけど)系の不条理系の人間ドラマ?

以下ネタバレ

中盤以降の展開は、全て主人公の遠大な計画だった。見事脱獄に成功した主人公は、相棒だったモーガン・フリーマンも仮釈放後、メキシコへ密出国させて一緒に暮らすことになる。でも、これでいいのだろうか・・・?(『スペクトルマン』風に)