2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧
『まわりの人と「うまく付き合えない」と感じたら読む本』心屋仁之助 ☆☆☆★ 大和書房「「性格を変える」とは、結局、自分の「反応を変える」ということ。」「「自分が正しい」と思うほど、まわりが「正しくない」だらけになる。」「セルフイメージは、「上が…
『ザ・コクピット(1)』☆☆☆★ 小学館文庫内容はともかく、見開きが多かったり、詩的なナレーションなど、石ノ森章太郎っぽいなぁ……。というのがとにかくだ。 メカフェチ的には、四式中戦車が出てくる『鉄の墓標』が。ドラマ、最新兵器が活躍するかたるしす…
『吸血姫美夕(4)』 ☆☆☆★そういえば、ラヴァの過去は、因縁のあるキャラはO V A、西洋神魔編と出ていたが、過去そのものは描かれていなかったんだと気付いた(^^;) あとがきにも書いてあるが、ラヴァの仮面が一段と格好良いんだな。 あと、去年垣野内先生ご…
『スペシャルアクターズ』☆☆☆☆最後にどんでん返しがあるらしい、という情報だけで観に行った。『カメラを止めるな!』ではテレビ放映まで見逃していてブームに乗れなかったことに大後悔したので、今回こそは、と。 冒頭ははっきり言って『カメ止め』と全く同…
『封神伝奇 バトル・オブ・ゴッド』☆☆☆いかにも中国的な、極彩色で派手な伝奇アクション。チャウ・シンチーの『西遊記』とか、『天空の剣』から続くツイ…ハークのファンタジーものの雰囲気。特に、中盤のロードムービー的なキャラ群像は、まんま『西遊記』…
『サリーはわが恋人』 ☆☆☆★短編集。 『正義の名のもとに』☆☆☆ 〈ファウンデーション〉シリーズっぽい構成。知人ながら、権力者と、レジスタンスに分かれた2つの運命を描く。『もし万一……』☆☆ もし○○だったら…というパラレルワールドを見せてくれるという、…
『青き鋼のアルペジオ(5)』 ☆☆☆★非情な敵が、人間に接することで人間的な感情に目覚めて行く、というのはおきまりの展開。それよりも、「霧」の目的が少しずつ明らかになるほうがSFとして面白いところ。 一方では、未来日本の経緯が語られる。
『ワンダーウーマン』☆☆★町山情報とかから、割と期待したのだが、全然ダメだった。 まずは、『ロード・オブ・ざ・リング』みたいなアヴァンタイトルで、ルネッサンス宗教画が動く、というのには一瞬「凄い!」と思ったが、よく見るとどうも間抜け。これは、…
『青き鋼のアルペジオ(4)』 ☆☆☆☆面白い。けど、潜水艦戦は、リアル系からトンデモ系まで、ほとんどあらゆるパターンが『沈黙の艦隊』でやり尽くされているからなぁ…。少なくともここまではそうだった。 じゃあ、何が面白いのかと言うと、SF、メカものとし…
(青き鋼のアルペジオ(3)』 ☆☆☆☆テレビアニメで観ているはずだが、内容はほとんど覚えていない。唯一思い出したのが、最後にコンゴウ(?)が飛ばされたのを発見するところ。 改めて、『沈黙の艦隊』系の海洋バトルマンガとしてはなかなか良くできている…
『乙女戦争(11)』 ☆☆☆★前巻の感想を書く際に出てこなかったが、絵柄は衣谷遊の影響が強そうだ。 私だけかも知れないが、本作で面白いのは、どう考えてもヒロインとして感情移入しそうなシャールカに極端に感情移入しないことだ。 史実として確定している…
『乙女戦争(10)』大西巷一 ☆☆☆☆ 双葉社絵が、アメコミっぽいというか、杉浦茂っぽいというか……。アクションも、頑張ってはいるけど、まだまだ。 ただ、巻末の、作者自身による詳細な解説文とかを読むと、膨大な知識を背景にしたマンガ、という点では、ノ…
『第27囚人戦車隊』☆☆☆★ドイツの囚人たちが、無謀な任務を果たしたら減罪という話みたい。戦闘シーン以外は早送りしたのでよく分からん(^^;) 愚連隊が戦車で戦う、という点では『戦略大作戦』や、途中で娼館に寄ったりするところは『大反撃』に近い。娼婦が…
『ストリートファイター レジェンド・オブ・チュンリー』☆☆全然期待してなかったが、やっぱり予想通り。ハリウッドが香港アクションっぽい映画を作った際に陥る欠点が、まんま露呈された残念作。 私的に言えば、『ロミオ・マスト・ダイ』みたい。普通に、ゲ…
『nude』☆☆☆★てっきりフィクションかと思ったら、エンドロールに出た原作者名は主人公と同じ。実在のAVC女優の自伝の映画化だったようだ。 性的な乱れた不良でもない、ごく普通の田舎の女子高生が、どうしてAV女優なんかになったのか、フィクションならずと…
『スペースウォーカー』☆☆☆★これこそまさにソ連版の『アポロ13』だ。 時期的には、ガガーリンとアポロの間? イマイチ主人公たちが宇宙へ行く新記録っぷりがよく分からなかったが(^^;) この作品、『アポロ13』なんかと比べると、妙なユーモアがある。狙って…
『一冊でわかるイギリス史』小林照夫監修 ☆☆☆★ 河田書房新社日本人によるイギリス通史。紀元前から、EU離脱まで記されている。 ただし、良くも悪くも、どちらかと言えば悪いほうに教科書的で、固有名詞と事件の解説が並んでいるだけで、血肉がない無味乾燥…
『自分を好きになる技術 人を受けいれる技術』蓮村誠 ☆☆☆☆★ 春秋社9つの対立する要素で分け、なおかつどれか1つではなく、それぞれの面がある(512通り) というのが、その辺の性格分類とは異なるところ。 これくらい細分化しないとダメで、血液型で4…
『ガールズ&パンツァー 最終章 1&2 4D X』☆☆☆☆4D X初体験。 良くも悪くも……という感じだったかな……。弾丸が横を通過する際に、耳の横でプシュっというのが、意味は分かるが、ちょっと鬱陶しいかな……。あと、飛行機が苦手な私としては、浮遊感の、ゆっくり椅…
『スマホを落としただけなのに』志駕晃 ☆☆☆★ 宝島文庫タイトルからだいたいの展開は予想でかたが、ちょっと違ったのは、被害者視点だけでなく、開始そうそうから、犯人視点、警察視点の3つのストーリーラインがあること。 このあたり、七尾『カエル男』と…
『ファイナル・カウントダウン(シネフィルWOWOW版)』☆☆☆☆押井守&岡部いさくによる音声解説つきシリーズ第2弾。 全編に多種多様な第二次大戦兵器が前回と異なり。今回は空母とトムキャットがほとんど。何回も断定される通り、本作は「トムキャット映画」な…
『サリュート7』☆☆☆☆ 全然知らなかったが、これはソ連版『アポロ13』だ。エンドロールで実際の映像が流れる所も同じ。 事故で制御不能になり、墜落するしかない事態を救うため、引退していた宇宙飛行士を招集する。まるでリアル『アルマゲドン』だ。奇しく…
『ヤクザと芸能界』 ☆☆☆☆ 宝島社タイトル通り、ヤクザと芸能界、すなわちテレビ、映画、スポーツ、タレント、A Vなどの関係についてのノンフィクション。 いろいろ考えさせられるところも多かったが、引用/メモは省略します((((;゚Д゚)))))))
『親子で楽しむ かんたんプラモデル』廣田恵介 ☆☆☆★ スティングレイ「モデルグラフィック」誌に連載している『組まず語り症候群』でお馴染みの著者だが、本書は「ホビージャパン エキストラ」のバックナンバー特集「模型のほめかた」に近いテイスト。 子供で…
『一瞬でYESを引き出す 心理戦略』DaiGo ☆☆☆☆ ダイヤモンド社タイトルと出版社からも類推できる通り(これもメンタリズムか?)ビジネスマン向けの心理学本だ。 「マイナスを先に言うことによって、「正直な人だなと」と思わせ、信頼させる。」 「重要なメ…
『謎々 将棋・囲碁』 ☆☆★ 角川春樹事務所『碁盤事件』新井素子 ☆☆ 人間ではない物が推理を語るというのは、宮部みゆき『長い殺人』で知っているので、別に珍しくもない。碁盤が、明らかな事故に見えるのに、自分が殺したと言い張るのが謎。ミステリー的には…
『字が汚い!』新保信長 ☆☆☆★ 文藝春秋エッセイマンガにありそうな、字の汚い編集者が、本を読んだり、講座を受講したりして、字が上手くなろうと悪戦苦闘する。私も全く他人事ではない(^^;) 著者が痛感するポイントは、ほぼそのまま私にも当てはまるといっ…
『電気じかけのクジラは歌う』逸木裕 ☆☆☆★ 講談社体裁はSFのようだが、読んでみればミステリSF。実は近未来を舞台にした純文学ならぬ純音楽。 ヴォーカロイドならぬ、作曲アプリによって作曲家だけでなく音楽家そのものが消滅のか危機に瀕した近未来、音楽…
『イグジステンズ』☆☆★ アメリカのテレビ映画くらいのレベル。新開発の斬新なゲームのテストプレイ時に、人気ゲームデザイナーに嫉妬する凶漢が乱入し、発砲……逃亡するゲームデザイナーの女が主人公で、ゲーム会社の広報担当がバディまたは狂言回しのし。 …
『ドミニオン』士郎正宗 ☆☆☆★パラ読みした時は、『アップルシード』に比べると、深みの全くないバカマンガかと思っていた。 ちゃんと読んでみると、もちろん『攻殻機動隊』とかにはくらぶべくもないが、それなりに作り込まれている事が分かった。ただし、そ…