思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

2010-11-01から1ヶ月間の記事一覧

『カンナ』開始・読了

高田崇史 ☆☆☆★ 講談社ノベルス 作者の看板シリーズ『QED』に比べると、忍者ばかり出てきたり、その結果としてアクションが多かったりする、ある意味ジュベナイル風の歴史ミステリー。 作中で聖徳太子十人説を作中人物のオリジナル説としているが、これは…

GHQ焚書図書開封〈2〉西尾 幹二 徳間書店 2008-12

こんなのが出るんですね〜〜。 NHKではいくつかの番組で特集が組まれましたが、それとは全く別個の内容、池田昌子さんがナレーション、という2点だけでも“買い”でしょう。(はやぶさ成功、はやぶさ2へのエール、という意味も込めて)おかえりなさい、は…

中国へのODAや数々の援助の実態を暴露した対談本。 「古森(略)中国政府は、貧富の格差の拡大を承知のうえで、沿岸部、都市部の最優先開発を進めながら、いまごろになって、「内陸部と沿岸部の貧富の格差を埋めることが必要だから、日本にまたそのための…

読む前にはミステリなのかSFなのか分からなかったのだが(それ以前に作者が男か女かもわからん)、読んで見れば、時間SFってこと? なんか分からんというか、すべてしっくりこない幕切れは小松左京というより山田正紀っぽい読後感。ブルースカイ (ハヤカ…

最初の帯にはないが、2版めの帯には「ラスト20ページの衝撃」みたいなことが書かれていて期待したのだが、ちょっと違うと思う。 いや、確かに最後に大きなどんでん返しがあるのは間違いないのだが、それを期待して読むタイプじゃないような…。テイスト的に…

トレント最後の事件 (嶋中文庫 グレート・ミステリーズ)E.C.ベントリー 大久保 康雄 嶋中書店 2005-01iPadでつくる「究極の電子書斎」 蔵書はすべてデジタル化しなさい! (講談社プラスアルファ新書)皆神 龍太郎 講談社 2010-09-22

面白い。 特に私のようなメイキング好きにはたまらん。 ダイコン3オープニングから『王立』『トップ』『ナディア』そして『プリンセスメーカー』などのゲームまで、隠されたテーマや舞台裏を解説している。 文体は口語体で、あとがきをみると、ロフトプラス…

知らなかった! 都道府県名の由来谷川 彰英 東京書籍 2010-08-28

4万2246票三橋 貴明 扶桑社 2010-10-28

進化の使者〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)ウォルター・ジョン ウィリアムズ 坂井 星之 早川書房 1989-09

『自ら国を潰すのか』

小室直樹+渡部昇一 徳間書店 ☆☆☆☆★ 気鋭の保守論客ふたりの対談である。読まない手はない。 バブルの終わり/湾岸戦争後あたりに出たものなので、日本のカネをどのように使うか、そして国際連合やPKOの実態とはどんなものかを明かしてくれる部分は必読だ。…

吸血鬼がテーマの伝奇アクションか…と敬遠していたが、読んで見たら面白い! 『ΑΩ』と『人造救世主』の中間のようなハイパー伝奇アクションだ。 ラノベにすれば10冊ぶん、ハリウッド映画なら3作ぶんくらいのアイデアが詰め込まれている。 人類対吸血鬼の戦…

何にでも首を突っ込んでくる斎藤孝はあんまり好きじゃないんだけど、本書の素晴らしさは認めない訳には行かない。本書は、いわゆる速読法の本ではない。速読のための眼の動かし方トレーニング、なんてのはなく、かんたんに言えば「大人のための勉強法」とい…

裸者と裸者〈上〉孤児部隊の世界永久戦争打海 文三 角川書店 2004-10STEEL BALL RUN スティール・ボール・ラン 22 (ジャンプコミックス)荒木 飛呂彦 集英社 2010-11-04

UFOの捕まえ方 天才・龍之介がゆく! (ノン・ノベル)柄刀 一 祥伝社 2009-02-05