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ドイツ映画で、『地獄の黙示録』の元ネタというか、多大な影響が見られる作品。
ジャングルに吸い込まれるような不穏な空気の中、密林の自然や原住民によって、次々に死んでゆく中世スペインの探検隊。家で観るには不向きな退屈な映画なので、早々に早送り。画面的にも凝ったり、劇的なことは『地獄の黙示録』と同程度の頻度で、間というかタメが長い演出。
内容というか、演出というかは、同作プラス『グリーン・インフェルノ』という感じ。
主人公のアギーレ役の人が、骸骨みたいな顔と、ギョロっとした目で印象的。
以下ネタバレ
要するに、探検隊が、濁流や原住民、先の見えない探検で気が狂ったりして、ひとりまたひとりと死んで行く。そして最後には全員死んでしまう、という話。