テレビシリーズを観た後、ハイビジョン画質で観るとどうなるか、という感想。
意外だったのが、テレビシリーズの方が面白かった、という印象だったこと。総集編である『接触編』のみならず、発動編ですらそんな感想だったことだ。
もちろん、子供ですら容赦なく死んでゆく戦争の現実をしっかり描いている、というところは『発動編』の真骨頂ではあるのだが。
「皆殺しの富野」の代表作である本作だが、実は堂々たるハッピーエンドじゃないか、というのが改めて観た感想だ。
これが傑作・名作として一般に認知されていないのは、ひとえにビジュアルの問題。メカデザインとキャラデザインが例えば『ガンダム』コンビとか、『コンバトラー』とか『ゴッドマーズ』の人であったら、数倍の評価があったと思うのだが・・・。
