思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

2016-10-01から1ヶ月間の記事一覧

話題自体は面白いのだが、はっきりとその起源や謎の解明には至っていないのが難点。もぐらと奈加ちゃんが「日本人のヘンな習慣」について考えてみた。もぐら KADOKAWA/中経出版 2014-12-11

『あまたの星、宝冠のごとく』ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア著/伊藤典夫・小野田和子訳 ☆☆☆★『アングリ降臨』☆☆☆★ ファーストコンタクトもの。火星でタコ型、というのがニヤリとさせられる。生きた神(印象だけの描写だが、高次の存在あるいは別種族…

日常系というか、感動系の映画。エッセイマンガが原作なので、日記調の原作のイラストがまとめ的に1日ごとに出てくる。 演出としてはアリの範囲だと思うが、イラストについている説明文をいちいちモノローグで読み上げるのが、映画としては鬱陶しいと思う。…

『フォークの歯はなぜ四本になったか』ヘンリー・ペトロスキー著/忠平美幸訳 ☆☆★ 平凡社ライブラリー道具の発達……というより変遷史。 調べた内容をふんだんに盛り込んだ…と言えば聞こえはいいが、論文としてはともかく、一般書としては過剰である。ましてや…

『地球が寂しいその理由』 ☆☆★姉妹たる地球と月の、環境を管理するAI、アリシアとエムの会話を中心に、地球と月で彼女たちに接する人物たちを描いたもの。 まあ、月でAIと来れば『月は無慈悲な夜の女王』を連想せずにはいられないが、まあクーデターこそ起き…

こんなタイトルだし、冒頭の1作はハードボイルドものの体裁なので、ミステリー短編集だと勘違いしがちだが、SFである。わざわざ作中で登場人物の口から説明させているほどなのだ。 読んでいけば分かるのだが、殺されても蘇るリジーと、透明人間のクリスタル…

『地団駄は島根で踏め 行って・見て・触れる<語源の旅>』わぐりたかし ☆☆☆★ 光文社新書一冊の本のために語源の由来を訪ねて30回近くも旅行しまくるなんて、贅沢というかヒマな……と思ったら、やはり雑誌の連載をまとめたものだった(「本の雑誌」連載)。 …

『あらゆる本が面白く読める方法』一条真也 ☆☆☆★ 三五館 著者は 「父も読書家で、月に20〜30万円ぐらい本を買っており」 というから、そうとうの金持ちと言える。 読書法じたいは、目次やまえがきを重視し、感銘を受けた部分にラインを引きながらする、とい…

雑誌「アーマーモデリング」のうち、現用戦車の作例を集めたものか。 ハウツー記事を中心にまとめているため、作り方がわかってありがたい。 その9割、ほとんどが岡プロによるもの。タクティカル・モデリング・エクストリーム: 現用AFVモデリング徹底攻略法…

『歴群「図解」マスター 戦車』 ☆☆☆☆いわゆる「図解雑学」系の体裁だが、『萌えよ!戦車学校』なんかより(比較の対象がおかしい?)よほど、戦車について広く知ることができる。 昔の写真を除くとフルカラーなのも嬉しい。 「当時の日本陸軍は(略)想定さ…

『激マン!マジンガーZ編(5)』 ☆☆☆これって『超級Gガンダム』と同じで、作中作パートはキャラ以外アシスタントが描いてるんだろうなあ…。20ページくらいのうち、半分は描いてないんだから、楽でいいなあ。 自伝パートの抜群の面白さに比べて、作中作が凡…

『あなたのヘッドホンはアーティストの息づかいが聴こえていますか?』小林和幸 ☆☆☆ 秀和システムハウツー本の類やね。どうも(金をケチるせいも大きいんだろうけど)イヤフォンの購入では当たり外れを感じることが多い。その解決の手掛かりになるかと思って…

『シェイファー・ハウンド(8)』 ☆☆☆★完結。最後まであんまり絵の進歩がないなぁ…。 58〜59ページの見開きなんて、車両ごとのパースが合ってないし。 20ページのトリスタンのセリフも、1コマに詰め込み過ぎて不自然。 最終決戦場で新型兵器が次々登場する…