思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

映画

『見えない目撃者』☆☆☆☆同名の韓国映画を日本でリメイクしたらしい。こういう成功作があったのに、なぜ『キューブ』という駄作が生まれたのかなぁ(´д`) それはともかく、盲人が事件の目撃者、という設定は、ミステリーとしては意表をついた設定で面白い。犯…

『ミッドナイト・アフター』☆☆☆香港(中国)映画で本格SFというのは珍しいなぁ、というので見てみた。ハリウッド映画でよくあるアンバー系のルックが特徴。 とある乗合バスに乗った10人くらいが、とあるトンネルを通っている間に、世界が一変。街中から人…

オデッセイ

☆☆☆☆普通に面白い。特に欠点らしい欠点もない。ハードSFである原作を、うまく消化していると思う。 冒頭でいきなり事故が起き(原作通り)、終始テンポよく進んで、最後まで飽きさせない。 ただ、主人公がポジティブというキャラ設定の功罪か、絶体絶命感が…

『丹下左膳 完全版』☆☆☆私的には、丹下左膳というと、槍の達人? と勘違いしてしまうくらいの知らないーず。 オールスター映画なのか、本筋とは直接関係ないような準主役的な登場人物が多くて、知識ゼロの後世の我々(私だけ?)には把握しづらい。 柳生の壺…

『閉ざされた森』☆☆☆★原題は『BASIC』。邦題にしても地味すぎるので、見る気にはならないのだが、CSでのアオリ文句「食い違う証言」「『羅生門』的な」というのに惹かれて観た。主演はトラボルタとサミュエル・ジャクソン。 冒頭の、密林を飛ぶヘリの映像か…

ザ・ウォード 監禁病棟

☆☆☆★ジョン・カーペンター監督。作中に出てくるが、「ウォード」とは「監禁病棟」の意味らしい。 田舎の一軒家を放火して捕まった少女は、精神病院から抜け出してきたらしいが、そうじゃないのかも。 精神病院では、冷酷な婦長と、いかにもレイプでもしそう…

『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』☆☆☆★要するに、アニメ版『The ORIGIN』の手法で作られた映画。絵コンテは安彦氏なので、カトキ版全開だったルウム戦役編以前の、月面抗争とかのノリ。 言いたいことはキリがないので、箇条書きに。良かったとこ。 …

『十三人の刺客(1963年)』再 ☆☆☆★前回は公式YouTubeで観たが、今回はCSで。 テレビで見ると、静的なカットではほぼ全カットで構図の素晴らしさが際立つが、逆に乱戦ではそこまでのキレはない。 クライマックスが乱戦かつ、長いので、ちょっと盛り上がりに…

『ラッキーナンバー7』☆☆☆★原題は『Lucky Number Slevin』。ブルース・ウィリスとモーガン・フリーマンが出ている、というくらいの情報で観た。 冒頭で主人公がブルース・ウィリスに殺される? という衝撃的な幕開け。 彼は主人公ではなく、本当の主人公は…

『トップガン・マーヴェリック』☆☆☆☆★「ライド映画だし、映画館で体感せねば!」という、マイケル・ベイ映画的な軽いノリで行ったら、見事にノックアウト。最初から最後まで(ずっとじゃないよ)泣いてました。クライマックスなんて、『ロード・オブ・ザ・リ…

『警視庁物語 逃亡五分前』☆☆☆タクシー運転手連続強盗殺人事件を追う刑事たちの物語。 スタッフ、キャストの誰一人知っている人はいなかった(^_^;)が、いわゆるミステリーなので、どんなヘタクソが作っても、それなりに興味を引くものはできる。 本作も、特…

『馬賊芸者』☆☆☆☆志村喬が出ている、というくらいの動機で観た。『七人の侍』『ゴジラ』と同じ、伝説の昭和29年(勝手に命名)の作品なのか。志村喬は、『七人の侍』では丸坊主、『ゴジラ』では短めの七三、そして本作ではバーコード風と、同年に作った(…

『シン・ウルトラマン』☆☆☆★<ネタバレ注意>そもそも『初マン』はオタク的教養知識だけで観た事はなく、『シン・ゴジラ』を上回ることはないだろうというスタンスだったので、期待していた以上ではあったが、手放しで絶賛できない感じ。 『シン・ゴジラ』は…

『燃ゆる女の肖像』☆★カンヌ脚本賞とか、宇多丸師匠も激奨してたので期待したのだが、さっぱり面白くなかった(´д`) 夜の部屋の中でも外でも、全くリアリティのない照明を敢えて当てることで、まさに絵画のような画面を生成している。人間はほぼ全身に渡って…

『ケンとカズ』☆☆☆★Youtubeに上がっていたので、てっきり自主制作映画かと思い、それにしてはめちゃくちゃしっかりできてるやん!? と思ったのだが、(低予算ではあるが、クラウドファンディングで)普通に作られた日本映画であった。 街のチンピラであるケ…

『十七人の忍者』☆☆☆☆どこからどう見ても「○○人の○○」シリーズ。何匹目のどじょうだ?! と言う気がするが、プログラムピクチャーとして、逆にちょっと捻ったシリーズなのかもしれないと思えてくる。 面白いんだからしょうがない(^_^;) 『十三人の刺客』の忍…

『騙し絵の牙』☆☆☆☆誰もが言うことだが、予告編からして騙される。もちろん意図的だと思うが、ミステリーファン向けにそうした、と言うよりもアホな大衆にむけて、わかりやすい逆転劇、再起劇にしてるんじゃないかな、と悪い意味にしかとれない(´д`) 文藝春…

『トップガン』☆☆☆ザ・シネマの吹き替え版。『2』の復習として観たのだが、映像としてはともかく、トムの吹き替えが酷すぎる(´д`) 調べたら、声優じゃなくて俳優だったが、洋画の吹き替えなら、俳優でも普通はかなりマッチしてるもんなので、よっぽど下手く…

『眠狂四郎殺法帖』☆☆★市川雷蔵の、円月殺法と時代劇ファンでなくても、共に知らない人はいないほど有名なので、一度は観ておこう、というくらい。 ただ、どれも中途半端で、あんまり面白くなかったなぁ。 『寅さん』のマドンナにあたる、本作の中村玉緒は美…

『人肌孔雀』☆☆☆★市川雷蔵が主役ということだが、山本富士子とダブル主演と言っていい。山本富士子は時に男装の剣士、時に遊女という感じで、3箇所くらい歌うシーン(劇中で歌っているのと、挿入歌なのと、微妙な感じ)ミュージカル映画的な側面もある。と…

『我が家は楽し』☆☆★まるで戦前の映画? というくらい画像(フィルムの解像度)が良くないし、平々凡々な都会の日常を描いた作品。単なる保存状態なのかもしれないが。クライマックスで音割れしてたし。 タイトルや、笠智衆が主演なので、小津安二郎的や、『…

『サマーフィルムに乗って』☆☆☆★監督も、登場人物も、誰一人知らなかったが、「時代劇オタクの女子高生が、映画を撮る話」と知って、俄然興味を持った。 『カメラを止めるな!』っぽさもありつつ、『スローな武士にしてくれ』と『逆境ナイン』の風味で描いた…

『ガンマ第3号 宇宙大作戦』☆東映版の『宇宙大戦争』かと思いきや、完全に子供騙しやね(´д`) 深作欣二だが、『宇宙からのメッセージ』よりひどい。 地球衝突まで10時間という位置で発見された小惑星に、国連宇宙軍の中佐たちが宇宙ステーション・ガンマ3…

ゴーストマスター

☆☆完全に低予算のB級、C級映画。『カメラを止めるな!』と話はよく似ていて、女子高生向け恋愛映画の撮影に飽き飽きした主人公が、悪魔に取り憑かれてしまう。事態をなんとかしよう、という助監督の奮闘を描く。 作中で主人公が語っている通り、クライマッ…

海底大戦争

☆『海底軍艦』みたいな話かと思いきや、子供だまし映画。まあ、敵の海底人の造形を見た瞬間に(映画本編を観ていなくても)それは誰でも分かるだろうなぁ。 主人公も、冴えないダメ男・・・どうせ低予算だから無名の俳優・・・かと思ったら、千葉真一?! …

『ジョニー・ノックスヴィル アクション・ポイント ゲスの極みオトナの遊園地』☆☆☆最低ランクの邦題だが、原題は『Action Point』。映画のアクションシーンのこと、とかではなく、遊園地の名前(^_^;) いわゆる「パラダイス」的な、地方の手作り感満載の遊園…

『カラー・アウト・オブ・スペース 遭遇』☆☆☆☆タイトルの意味って何やねん? という感じだが、副題はともかく、作中の字幕を観ても、要するに『Color which out of space』または『Color from out of space』という感じ。 なんでも出てるニコラス・ケイジ主…

『間諜』☆☆☆★Youtubeの「東映時代劇 傑作」シリーズは、ほんとに傑作揃いでハズレがないよなぁ。 『梟の城』が「忍者」映画なら、本作は「スパイ」映画。例の黒ずくめの格好なんて一切せず、あくまでも平民の格好で、任地の庶民に溶け込む。 バレたら殺され…

『アルビノ』☆☆ピンク映画ということになるのかな? 水回りの工事会社に勤める主人公と、女子高生のコスプレ好き(父親からの強要?)の女が、修理に来たのをきっかけに、いわゆるレズに目覚める、というやつ。 女子高生の方は、父親からの近親相姦を強要さ…

『朝の波紋』☆☆☆どうってことない日常ドラマなんだけど、違和感なく観られる、ということは演出がしっかりしている、ということ? 主人公・高峰秀子は大きくない商社に務める、英語の堪能なOL。大きな取引をまとめるも、ライバルに横取りされてしまう。ライ…