☆☆☆★ちょくちょく(主に居島一平ちゃんから?)言及があるので、気になっていた作品。リマスター上映を機会に、ケーブルテレビで放送してくれたのがありがたい。 変な映画であることは間違いない。不条理というか、ナンセンスコメディというか、超自然…
☆☆漠然とした邦題だが、主人公は方世玉と聞けば、ジェット・リーファンならすぐ想起するのが『飛龍』シリーズ。筋立ても、なんかどこかで見たような感じ。『激闘飛龍』と『血まみれドラゴン』を合わせたような感じ。 悪物が、香港アクション映画好きなら…
☆☆☆☆群像がタカオに移乗し、アメリカのビスマルクとの対決。 作画の嗜好として、鼻の上と眉間の間に影のようなトーンを入れるのが、なんか気になったなぁ。下からのライトが当たっている風の表現だと思うけど。 おまけとして、全国巡行原画展のための短編…
☆☆★原題は『』。ケーブルテレビのあらすじでは、アーチェリーの達人である主人公のおばさんが、強盗に入られて、なんとか脱出し、得意のアーチェリーで犯人たちを次々に射殺して、娘と夫を救い出す。まあ、B級というか、お気楽なジャンル映画である。 …
☆☆イギリスかどこかから、東南アジアへヒョウの研究のフィールドワークに赴く主人公を、ドキュメンタリータッチで手持ちカメラで撮ったモキュメンタリー。 現地ガイドが、不穏な空気を恐れるなど、ホラーな雰囲気も。 結論としては、YouTubeで観たから良…
☆☆☆★香港アクション映画を語るのに絶対外せない、スタントマンたちにスポットを当てたドキュメンタリー。 元スタントマン、スタントマン出身の俳優や監督たちのインタビューや、実際のフィルム、NGフィルム、それと現在のスタントマン事情を撮影した映像…
☆☆☆☆★イー401の復活と再会、白鯨のアメリカ西海岸入港。 群像の子がメンタルモデルたちに見つかることによって起こるドタバタがシリーズ屈指のギャグ描写で、楽しすぎる。 メカデザインと未来世界の美術はあいかわらず繊細。このへんの緻密なビジュアルまで…
☆☆★いや、確かにiPod(iPhoneの間違いではなき)で観ている私が悪いんだけど、ショウが、いつの間に量産型ダンバインに乗り換えたの? と終盤まで思っていた。そしたら、色を変えたビルバインやん!? たぶんテレビシリーズでは、色が変わった理由はちゃん…
荒木飛呂彦 ☆☆☆★ 集英社ジャンプコミックスちょっと面白くなってきたかな。8部っぽい展開。7部では「骨」だった物語上のキー・アイテムが、今回は「溶岩(のピラミッド型の破片)」になっている。 そりゃ、こんな「金目の物を引き寄せる」能力があるアイ…
☆☆☆★ジェット・リーの現代アクション。30年前くらいにレンタルで観ているのを再見。 佐原健二を筆頭に、日本人キャストが割と多いのが特徴的。『フィスト・オブ・レジェンド 怒りの鉄拳』もそうだが、登場の日本の世界的隆盛によるものなのかも。ただし、誰…
車田正美 ☆☆☆☆ 集英社文庫武蔵との戦いのあと、各他の忍びなど足元にも及ばない、戦士殺戮集団、カオスが登場する。後に『キン肉マン』なとでもお馴染みのインフレ展開だ。 『マンガ夜話』的には、同じのとの繰り返しと言われる展開だが、私的には、カンフ…
富野由悠季 ☆☆☆☆ 角川文庫口絵イラスト目当てに買ったのだが、小林誠のイラストが、記憶が美化されていて、今の私の目で見て全然ダメだった。逆に、本文のほうは、黄金時代の海外SFに比べても引けを取らない完成度であることに驚いた。 少なくとも本巻では…
☆☆☆★あれ? 以前観た記憶と内容が全然違う(^^;) 私の記憶では、中盤に、岩山の間の山賊の隠れ家が焼け落ちるシーンがあったんだけど。何と混同してんだろう……。 本作は、合戦に間に合わなかった百姓二人の波瀾万丈のロードムービーにして、文字通りの、埋蔵…
☆☆☆★テレビアニメ放送時は、テレビ東京系列が見られなかったが、アニメ誌では話題作だったので、公開当時というか、レンタルビデオ店に並んだ時期に借りたような記憶があるが、内容はまったく覚えていない。 ルリが、なんか違和感あるなと思って、これまたY…
☆☆☆☆あなたの管で観た時は、画質が悪かったので、鮮明な画質で観たく、ブルーレイを購入。 予想と違ったのが、黄金聖衣の質感。金メッキみたいなのかと思ったら、タイガー戦車の鋳造装甲みたいなモールドが施されていた。これ、蛇足じゃないかなぁ。普通に…
☆☆★30分の短編。河川敷を通った主人公の前を、病院の患者服を着てフラフラ歩く少女は、なんとか症候群という病気のため、見た目は子供(中高生?)だが、本当は29歳だという。 最初は放浪入院患者を見捨てておけない義侠心から保護した青年だが、そのうち…
☆☆☆何かで紹介されていて、気にはなっていた、東海テレビ制作のドキュメンタリー。すごいのが、大阪の西成とかにある、逃げも隠れもしない組事務所に、しかもモザイクなしの実名で撮影していること。後に分かるが、組長に、ヤクザの基本的人権を守りたい、…
☆☆☆宇宙船移民もの。試験管ベビーを、生まれてからずっと宇宙ステーション実験して使節みたいな隔離施設内で育て、そのまま世代間宇宙船に乗せる。孫の世代には、目的地の惑星に到着するという計画だ。 ボスとなるのが、ひとりだけ大人(顔は見たことがあっ…
☆☆☆★原題は『CITY OF LIES』。アメリカの人気黒人ラッパーが銃撃された事件を元にした映画。 実話を元にしたということで、『ゾディアック』みたいな映画かと思いきや、なんとも微妙というか、もどかしい仕上がり。 現在、1997年に起きたこの未解決事件を調…
☆☆☆湾岸戦争で起きた、実在の出来事を元にした映画ということで、『閉ざされた森』または『英雄の条件』みたいな内容を期待したのだが、ちょっと違った。 基本は、戦士したことで、女性兵士で初めて表彰されることになったが、彼女が戦った戦闘を詳しく調査…
☆☆☆★原題は『THE HARVESTING』。先週『THE HARVEST』という原題の映画を観たとこやけど(^^;) 家族が、夏休みに田舎へ避暑に行くと、そこで怪しい人影(幽霊?)が……。 一方で、その村の人々も、冒頭に描かれた殺人事件をはじめ、不穏な空気に支配されて…
☆☆☆★ジェット・リー映画のコンプリートを目指している私だが、何故か抜けていた作品のひとつ(あとはアクションなしのやつ『海洋天道』?も未見)。 いちおう主演ではあるが、老師ということもあり、登場頻度は『スターウォーズ4』のベン・ケノービ的な比…
嶋津良智&平川理恵 ☆☆☆☆ 日本能率協会マネジメントセンター「上司の言葉は部下には最低でも3割増しくらいで強く伝わるものだという自覚を日頃から持つべきでしよう。ただし(略)部下がもともと興味を持っていない話題については、逆に3割(7割減)しか…
☆☆★たぶん30年前くらいにテレビで観た気がするが、全然覚えてない。 中世に生まれたが、首を切られない限り死なない数人の戦士ハイランダーたちが、時代を超え、映画製作時の現代のイギリスだかアメリカだかで決着をつける。邦題にある、地獄要素は何も関係…
☆☆☆☆「ムービープラス」の「副音声でムービー・トーク」で鑑賞。 裏話としては、途中で追いかけて来る黒豹が合成ではなく本物(!)だということに驚いた。 あとは改めて、全カットの絵ヂカラというか、絵の深みがあることに感心する。肌が褐色なので、それ…
☆☆☆★サザエさんだねぇ。ストーリーは、24になる笠智衆の娘の岩下志麻を嫁に出す、というだけ。 描かれるのは、サザエさん的な日常(精神的)ドタバタユーモア人情ドラマ。 全体としては、友達どうしで酒を飲んでいるだけの頼りない男たちたちと、しっかりも…
☆☆☆★原題は『THE HOUSE OF DARKNESS』。実話を元にした内容らしいけど、ホントか?? 『事故物件』みたいな、後ろには居るけど、振り向いたら誰もいない系のホラー・サスペンス。 夫にも妻にもそれぞれ問題があるのに、悪霊に取り憑かれるのは子供(娘)と…
☆☆★なんか、キャラ・スーンみたいな敵とか、オーラ力を制御出来ずに暴走するとか、『イデオン』と『Z』の中間的な感じ。異世界と、昆虫的なロボットという設定を活かせていない。テレビシリーズなら、そのへんのディテールはあるのかもしれないけど。バイ…
☆☆☆★デニーロとシガニー・ウィーバーという、ビッグ・ネームがメインキャスト。原題も同じで、タイポグラフィックなオープニングが格好良い。 シガニーは、超常現象をメシの種にしている詐欺師のインチキを暴くことを研究対象にしている大学の研究者。有…
天藤真 ☆☆★ 創元推理文庫天藤真といえば、ユーモア・ミステリーで有名だし、裏表紙には「野球ミステリの傑作」とあったので期待して読んだが……。 いきなり、「東京タワーの展望室からの人間消失」がある。これのどこが野球ものなのかと危ぶむが、消えるの…