思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

ダークネス・ハウス 死霊の棲む家

☆☆☆★

原題は『THE HOUSE OF DARKNESS』。実話を元にした内容らしいけど、ホントか??
『事故物件』みたいな、後ろには居るけど、振り向いたら誰もいない系のホラー・サスペンス。
夫にも妻にもそれぞれ問題があるのに、悪霊に取り憑かれるのは子供(娘)という、かわいそうな話でもある。まあ、心霊Jホラーとかはたいていそうだけど。
パラノーマル・アクティビティ』なんかでは定番の、霊媒師がやってくるが、ビビって逃走、というお約束の展開も(^^;) それと同様に、心理(もしかするとセックス)カウンセラーの助言で、ビデオで日記をつけることでモノローグではなく、二人の内面を観客に伝える手法をとっている。
映画として面白いかと言われると、まあ普通という感じ(^^;)
子供たちが、床にビー玉とかを置くと、別のほうこうに勢いよく転がるのは楽しかったが。このあたりをもっと突っ込んでくれたら、SFっほくて面白かったのに。

以下ネタバレ

ラストは、家が燃えて終わり、というのも良い。なのに、エピローグでは、その後にその土地に建てた家で、同じく惨劇か起きる予兆で終わる。建物じゃくて、地縛霊的ってこと??
実話ベースではあるが、多分実際にあったのは、キチガイか何かで幻覚に怯えて放火した事件か、第三幕あたりに出てきた、前の住人であるおばさんの家族毒殺事件だけじゃないかなぁ(´Д`)