思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

『ガルパン最終章』

『ガールズ&パンツァー 最終章 1&2 4D X』☆☆☆☆

4D X初体験。
良くも悪くも……という感じだったかな……。弾丸が横を通過する際に、耳の横でプシュっというのが、意味は分かるが、ちょっと鬱陶しいかな……。あと、飛行機が苦手な私としては、浮遊感の、ゆっくり椅子がゆらゆらするのが、ちょっと気持ち悪かった(^^;)
だが、凸凹を乗り越える時に椅子がドコドコ揺れるのは、病みつきになりそうなど迫力。特に開戦直後にそれぞれの戦車が順番にアップになるシーンに顕著だが、振動が全部違う! 技術的にも、演出的にも素晴らしいものだ。
閃光、匂い、煙は、はっきり言って意味なかったな(@_@)
普通に一話と2話を上映するだけ、なんなら間に休憩でもいれてけれるのかと思っていたのだが、完全にシームレス。密度が濃いこともあって、けっこう長くて感じた。
演出としては完全にテレビシリーズ。艦底での追いかけっこだとか、飲み比べだとか、各話に出てくる歌だとか、劇場版ならカットされるところだろう。
BC自由学園の奸計も、ちょっと、どんでん返しのためのどんでん返し、という気がして100%納得はできないが、まあ、ここは譲ろう。
マリーが、昼行灯かと思いきや、意外と身体能力が高かったのが面白い。押田と安藤の仲裁にとか、完全に香港カンフー映画(^^;)
チハ短高校戦では、福田がフィーチャーされたのが楽しい。カミが出てくるのに、ロボットアニメ的な分離ギミックを見せてくれなかったのが残念。3話であるのかな?
マーク4が早々に退場するが、ジャングルではさすがに無理があるのは妥当だとしても、そもそも、顔見せで見せ場を作ってもらった一回戦以外ではもう活躍の場はないんじゃないの?(^^;)