思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

ロンメル軍団を叩け』
☆☆☆

事前情報も事後情報もなく観たので、よく分からない(^_^;)
とあるイギリス部隊がドイツ軍に偽装して、アフリカのロンメル指揮下の部隊に痛撃をあびせ、戦艦隊支援のため砲台を破壊する任務に挑む……だと思う(^_^;)
イギリス軍対ロンメル戦車隊、みたいな邦題だが、内容は『イギリス部隊のアフリカ特殊任務』みたいな感じで、ロンメルはアフリカが舞台であることの説明的な出番しかない。後半はそこそこ出番はあるけど、ラスボスという雰囲気はない。
ミリオタ的には、ソフトスキンはでずっぱりなので◎。戦車は第二次大戦映画なのに、パットン(ドイツ戦車役)とチャーフィーが出ている。何度も砲弾を込めて引き金を引くシーンは戦車ファン向けといえる。横転して、ひとつのハッチが開かないので、別のハッチから出るという趣向もあり(分かりにくいが)。
また、(ガンダムマ・クベ鉱山基地を叩けばりに)戦車の基地攻撃と、終盤の戦艦登場周辺でミニチュア特撮が見られる。画面が粗いことも手伝ってか、なかなかリアルに見える。戦艦じたいは記録フィルムとミニチュアだが、どちらも格好いいね。
ラストは主人公が負傷して捕虜になるところで終わる。痛快娯楽とは一味違う、ヨーロッパ映画みたい。そういえば、紅一点の情婦の出てくる意味もなかったよな……。

アーマーモデリング 2019年01月号』
☆☆☆☆

「速く作ると上手くなる」特集。いかにもローガン編集長らしい。同誌では低級対決以来?
今回も思いっきり期待したが、満足度は前の2回よりは劣る7割程度。
作る前に説明書を熟読してシミュレーションする、というのはどんなプラモ入門でも言われているが、その理由が腑に落ちたのは今回が初めてかも……。
スピードモデリングではお馴染みの横山宏MAX渡辺に土居雅博を加えた鼎談(インタビュアーは記載がないが、ローガン氏?)3ページは本特集の白眉で、むしろこのコーナーだけで特集ページ全て使ってもいいくらい。
効率化小技集やオススメ工具リストもお得な情報満載。速乾プラセメントが瞬間接着剤を溶かせるなんて驚き。高石氏がガルパンモデルをスピード作成……企画はやっぱり工作に時間を取られて企画は倒れ。そういえば数年前の同じ企画でも塗装に1日しかかけられなかった(^_^;)やっぱり習い性やね……。