思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

『バットランド』山田正紀
☆☆☆★

『神狩り』や『最後の敵』のような王道の作品以外、最近の思弁的というか叙情的な長編よりは、本作らのようなスタイルでは短編のほうが良いだろう。
本書中でも、時代小説の1編以下はぶっ飛んだアイデアをマクロとミクロのスケール両者を繋ぎ合わせた怪作がならぶ。
秀吉の数々の偉業(?)と時間操作を組み合わせたヨタ話だけは物理科学的裏付けが皆無なのでちょっとなぁ……と思ったが。

『モデルアート 2019年1月号』
☆☆☆★
筆塗り特集の第3弾。有用な情報は、平筆で鱗のように筆を置く、ということくらい。戦車の作例も『AM』誌の筆塗り作例に比べるとイマイチ。車の筆塗りがあるというので期待したのだが、失敗例をそのまま載せるというどっちらけぶり。車でもちゃんと筆で塗れる人を連れて来てから載せろ!(`Д´)