見波利幸『なぜか、やるきがそがれる 問題な職場』を読む
印象に残ったところ
「顧客目線に立つ=顧客の要望なら何でも応えることだと、勘違いしている上司が多いのです。(略)顧客が対価を支払ってくれるのは、自分たちの専門性の高さに価値を感じてくれているからこそです。 そうであるからには、顧客よりも高い専門性を発揮し、そして顧客が納得できるような合理的な説明を果たさなければなりません。」
「不眠とは「時間があっても眠れない」状態(略)眠れてさえいれば、メンタル不調はまず起こりません。 しかし、本格的な不眠症であれば(略)ただちに専門家のアドバイスを受けさせる必要があります。」
「上司と部下がコミュニケーションをとる場面では(略)一見本題からズレた話ほど部下が本当に話したいことであることが多いのです。自分が聞きたい話ではないと思っても、部下が話すことはじっくり聞く。」