☆☆★
香港系中国映画か。オーランド・ブルーム主演ではあるが、客寄せパンダ（中国だけに？(^^;)）的で、欧米人は彼ひとりだけ。
内容は、都会を舞台にした、『ミッション・インポッシブル』プラス『ジョン・ウィック』それもあからさまに。こういうのは香港映画の得意技ではあるが、香港映画にあった、本家よりもやりすぎ要素がないのは、中共支配下の香港ではエネルギー不足か。
本職は、美術品の運送業のようだが、警備会社でも運送会社でもないやつらにそれを依頼するってのがよく分からん。まあ、詐欺の下心があるから、大手の警備会社には依頼しなかったのかな？
『クローサー』なんかと似ているが、大きく違うのが、ドローンを全面に出していること。ちょっと万能すぎる？
アクションもあるのだが、少なくとも格闘に関してはイマイチ。悪役には、岡村さんというかジャガモンド斉藤に似た人。カンフーもできるひとだが、相手（主人公）がカンフーできないから、全然そちらの楽しみはなかった。
彼の恋人役の中国女性は、英領香港映画ではちゃんと動ける女優ばかりだったのに、全然だったのがこれまた残念至極(´Д｀)
ちなみに、なぜただの中国映画ではなく、香港系と思ったかというと、エンドロールにＮＧ集が流れること。
