☆☆☆
マイケル・マン監督。タイトルから内容が想像つかないが、ハッカー捜査もの。冒頭、よく見る、コンピュータ内部にウイルスが侵入してます的なCGから始まるが、それが普通の３倍くらい長く、しかもその後しばらくしてもう一度繰り返されるに至って、「この映画大丈夫か？」と心配になった。
もうひとつは、最初は原発事故から始まり、主人公は中国人兄妹。ついで、アメリカＣＩＡか何かの黒人のおばちゃん。このおばちゃんが顔もキャラ（演技）も全然好きになれず、結局ほぼ早送りとなった。
『ヒート』のマイケル・マンらしく、男たちのバディものとして、そしてリアルな銃撃戦描写はあるのだが。低音の発砲男塾と薬莢が出る時のキンキンという高音が同時に鳴るところが
サイバー捜査だから専門家が必要として、いくらオリジナルのウィルスを作った人とはいえ、捜査を始める前から、現在は刑務所にいる男を捜査に加えるというのは、『羊たちの沈黙』以上にあり得ない展開。
