思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

2020-12-19から1日間の記事一覧

『モデルグラフィックス2008年12月号』 ☆☆☆☆ 大日本絵画特集は「痛車」。それだけでなく、カーモデルを痛車として仕上げる方法を一から紹介している。零戦や戦闘機などから続く「A toZ」ハウツーシリーズの一つ。 中古で購入したが、これが今年出た「カーモ…

甲鉄城のカバネリ 劇場版

☆☆☆テレビ版を観た時には、「美樹本キャラが、まんま動いてる!」という驚きがあったのだが、今回改めて観てみると、なんか普通。劇場版に際して、美樹本風味も薄まっているのか? 特に女性キャラの演技のせいかもしれないが、どこか京アニっぽい印象。 翻…

屍人荘の殺人

☆☆☆☆ 創元推理文庫まずは、本の裏表紙にもないのは当然としても、映画の予告ですら、本作の大きな趣向(別にネタバレでもないと思うが、『カメラを止めるな!』のネタバレ問題と同じく、何故か誰もが口外厳禁とみなしている)をバラさずに本作を読めたこと…

ヒート

☆☆☆★前に観たのは20年くらい前? 当時は面白いとは思えなかった。特に、クライマックスはホテルの廊下や部屋での撃ち合いだったと記憶していたが、全然違った(^^;) しかし、銃演出がうまいマイケル・マン監督という宇多丸師匠の、発言を聞いたので、改めて…

マンガ はじめて社労士

ACT 999『マンガ はじめて社労士 労基・安衛法』を読む印象に残ったところ「試用期間を3か月、半年としている会社は多くありますが、(略)労基法てまは、あくまで14日が「解雇予告を必要としない試用期間」」「会社が決めた休日=所定休日 労基法で決まら…

日本幽霊画紀行 死者図像の物語と民俗

堤邦彦 ☆☆☆★ 三弥井書店「幽霊画を出すと雨が降る」 このへんは、微笑ましいほどの神道的な日本教っぽさを感じるところ。「かつて津軽地方では、亡くなった肉親の姿を幽霊画に写してお盆の折に掛けて弔う風習があった。イタコの口寄せにみるように、津軽の…

『ののちゃん全集(12)』いしいひさいち ☆☆☆☆ 徳間書店2年に一度のお祭り。 今回は最後の最後に高レベル作品が次々描かれてた、という印象。 熱中症ネタ7846、銀行待ち時間ネタ7873、純粋なお笑いコント的なネタ7907などがオススメ。 また、『ののちゃん』以…