思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

狼たちの午後

☆★

とある銀行強盗を描いた昔の映画。途中で作品情報を観るまでわからなかったが、二十代くらいのアル•パチーノが主演、というところから制作年代がお分かりいただけるだろう。
真面目に見ていると、全然面白くなかったので、銀行に金がないとか、「妻」が男だとか、コメディだとして観たら楽しいかと思ったが、そんなに面白くなかった(^^;)
主人公が、銀行の外に集まった警官隊の後ろにいる野次馬に「アティカ!」と連呼して、野次馬も「アティカ」コールをする、というシーンがあるのだが、自体背景かアメリカ文化を知らない私には何のことか全然わからなかった(´Д`)
二時間超えの長尺なのに、40分を過ぎても、特に意外な展開も、面白くもならなかったので、早送り。

以下ネタバレ

最後まで見ると、テロップが入り、どうやら実話ベースであることが分かる。確かに、こんな中途半端な内容、作り物だとしたら、絶対に「盛り上がり、ツイストがない!」とリテイクを食らうレベル。
なにしろ、銀行強盗したら、現金はほとんどないし、警官の交渉は失敗するし、主人公の銀行強盗の共犯実行者の妻は(現在はやりの)性同一性障害のオス(女)だし、最後の飛行機を用意させて飛行場に行ったら逮捕されるし。