思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

スキップ・トレース


☆☆★

ジャッキー映画。ジョニー・ノックスビルとコンビ。『ポリスストーリー』プラス『ラッシュアワー』という感じ。良くも悪くも、いつものジャッキー映画。まあ、ジャッキー映画というものじたいがプログラムピクチャーと言っても過言ではないだろう。
アクションシーン以外はだいたい早送りしたので、勘違いしてるところもあるかもしれないが……。
マフィアの内輪揉めで、殺されてかけたジョニーを捕らえ、ボス逮捕の証拠を得るため、ジャッキーがマフィアたちから一緒に逃げる。立場は違うが、立ち位置は完全に『ラッシュアワー』と一緒。でもまあ、コメディ色もあるとはいえ、あっちほどトークで笑えるわけでもなく、中途半端ではある。
アクションも、若い時や、『ポリスストーリー』のようなキレキレでもなく、『レッド・ブロンクス』的な派手なものでもないので、過去のジャッキー映画どこかで観たようなシーンが多い。本作独自のシーンといえば、配送工場を舞台に、自動プラ紐巻き付け機や、ラッピング機で人を巻き付けたりするアクションくらい。
アクション的なキレがあるのは、女どうしのバトルシーンのほう、というのもこの手のベテランアクションスター映画あるあるで、残念ながら本作でも。本作で一番印象に残ったのが
「ダブルディー」(^^;)
これは、狭いところに胸がつかえた時に胸のサイズを「ディーカップ?」と聞かれた時に答えたセリフだ。
ストーリー的に、某有名海外サスペンス的などんでん返しもあるが、まあいらんツイストだよなぁ(^^;)
本作でいちばん面白かったのがエンドロール。スタンドダブルのカットも散見されたが、やっぱりジャッキーじしんも打身や負傷しまくって、高齢なのに頑張ってるのが分かって安心半分、心配半分。