思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

2022-10-15から1日間の記事一覧

燃えよデブゴン 東京ミッション

☆☆☆ドニーは『燃えよドラゴン』のリメイクもやってるが、サモ・ハンの『燃えよデブゴン』をリメイクしたのが本作。リメイクっていうか……(言葉を失う)というのが正直なところ。 なんせ、デブゴンは元からデブだが、本作は普通の体型のドニーが、失恋と左遷…

カラーレス(5)

☆☆☆★色の力が暴走して、モンスターというか、ミニ怪獣化した刑事。なんとか暴走を止めつつ、元に戻そうとする、定番の展開。 ある種、『シン・ウルトラマン』のゼットン的な形態なので、半分カラーとは言え、どの部分なのかわかりづらいのは、作者の特質(…

掲載禁止

 長江俊和 ☆☆☆☆ 新潮文庫短編集。全体として、ラストのどんでん返しから逆算した、ある意味でシャマラン的なミステリーばかり。 折原一が好きな人なら、読みたくなるような作品、とだけ言っておこう。以下は、ネタバレ含みます。 『原罪SHOW』☆☆☆☆ スナッ…

キングダム 見えざる敵

☆☆☆最近だと、歴史合戦マンガ関連が検索されて困るのだが、全然違う映画。 中東のサウジアラビア王国を舞台にした作品。ジャンル分けは微妙なところ。宇多丸師匠いわくの「マン氏」がプロデュースか何かなので、てっきり『13時間』みたいな、アメリカ領事館…

マルコヴィッチの穴

☆☆☆公開当時から、強烈なポスタービジュアルは一眼見たら忘れられなかった。 世の中のヘンな映画選手権をするなら、間違いなくリストアップされるであろう一作。なにしろ、設定、登場人物(俳優)、展開の全てがヘンなのだ(^^;) まずは人形劇でもないのに、…

現代やくざ 与太者の掟

☆☆☆★60年前後の映画なので、「現代」と言っても、『賭博なんとか』のように、戦前じゃありませんよ、というくらいのニュアンス。 昭和の社会派推理小説にあるような感じで、これからのヤクザはビジネスよ、という感じで、手形サギをやったりしている。 主…

ワイルド・バレット

☆☆☆カタカナ邦題だが、原題は全然違う。エンドロールの導入がアメコミっぽいので、コミック原作なのかも? 乱暴にジャンル分けすると、マフィア映画か。主役は、アメリカのマフィアの下っ端で、ヤク密売のアジトに強盗が押入って来たのを返り討ちしたら、警…