思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

フレンチ・コネクション


☆☆☆★

フリードキンという、巨匠として聞いたことのある監督の、よく聞くタイトルの映画。モロにフィルムで、画質からは70年代かな? という印象。事前情報ほぼゼロなので。
ニューヨークの鬼刑事が、麻薬密売ルートを暴くべく、長期間の張り込みや、決死のカーチェイスや尾行などを繰り広げる。いちおうバディものなのだが、今のイメージなら、ロイ・シャイダーのほうがシュッとして主人公っぽいのに、ゴツい禿げたおっさんのほうが主人公なのだ。
犯人が逃亡中に、特に関係ない人が巻き添えで次々殺されるところとこを除けば、特に印象的な場面はないのに、全編、緊張感にあふれて、目が離せない。
ちなみに、タイトルは、ニューヨークのギャングたちの、麻薬密売ルートが、フランスのマフィアたちとの繋がりのこと。