思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

女必殺五段拳

☆☆☆★

日本の女性アクションスターの元祖といえる志穂美悦子主演ということで、観たかったもの。
クセの強いタイトルは、この時代の流行なのか。千葉ちゃんのカラテものも似たような感じだったし。しかも、内容とはほぼ無関係。『女必要拳』シリーズの第5弾とかいうだけ??
まずは、島崎和歌子にそっくりだと思ってけど、ちゃんと観ると意外と似てないのと、身体がメチャデカいのに驚いた。プロポーションや体格のせいもあるだろうが、180センチくらいにも見える。
京都の呉服屋の娘という設定で、関西弁を喋るが、イントネーションはおかしさを感じなかった(なんかわからない違和感はあったが、逆に標準語という先入観のせいかも?)。
必要以上じゃないかと思うくらい、蹴りの脚も上がっていて、少なくとも空手家としては充分すぎる説得力がある。
また、渡瀬恒彦麻薬Gメンとしてダブル主演なのだが、こちらも日本の格闘アクション映画としては十分な蹴りを披露してくれるのが意外な驚き。
基本的に空手家に演技させてる感じで、特に志穂美悦子の妹役は、ハーフで、どこが妹?(^^;) という感じ。主人公の妹に別に空手させる必要なかったと思うけどなぁ。普通のアイドルとかで。