いわゆるアドラー心理学の本です解説されている内容が、洋書らしく、より直接的、具体例として多めに(くどく)書かれている、という感じ。
他者による解説本ではなく、著者じしんによるものだから当然、といえば当然なのだが。
詳しい部分と言えば、いわゆる「夢判断」、つまり夢の意味について、数多くのケースが載っていることくらい。これとて、基礎となるルールさえ教わっていれば、なんとなく類推できるものが多い。基本的には、劣等感と優越感の組み合わせなので。実際のカウンセラーが、勉強や研究のために読むには良いのかもしれないが。