☆☆
カーペンターによるホラー。たぶんめちゃくちゃ低予算。
岬の灯台から地元ラジオのDJをやってるおばさんを主人公に、海からその街に上陸する「霧」の恐怖を描く。舞台設定といい、なんとなく『ジョーズ』を思わせる。
割と早い段階で、鎌だか荷下ろし業者が麻袋に刺す鈎のようなものを持った怪物だか殺人鬼だかのシルエットが映るが、それが何かは(当たり前だが)クライマックスまで見えないので、早送り。結論からすると、それ以上のものはなかったので、正解ではあった。
以下ネタバレ
霧の中から襲ってきたのは、なんだかよく分からないが、半魚人なのか、単なる深海のモンスターなのか、幽霊なのか。教会の奥に隠された金の十字架によって退治される。これが、教会主導で村の一部の住人が処刑された、とかいう因縁でもあれば、先日観た『ミッドサマー』の元ネタ映画みたいなるのだが(^^;)
また、似ているが、『ミスト』の元ネタというわけでもなさそう。