思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

2023-03-18から1日間の記事一覧

笑いの力

井上宏 ☆☆★ 関西大学出版部今となっては20年近く前の本なので、今となってはどこかで見聞したものばかりではあるが。 「笑いはネガティブな心情を吹き飛ばす」 「一人で(テレビなどを見て)笑うより、他の人と一緒に笑うのがいい」 「自分の失敗を受け入れ…

ドラえもん のび太の新・鉄人兵団

☆☆☆☆作画が凄い。ギャグアニメとしてもそうだし、ロボアニメとしても、アニメファンとしての鑑賞に耐えうる。 敵の表現は、『ゲッターロボG』っぽいけど、昆虫メカなら、必然的にそうなる。でも、それ以上の影響は、石川賢の凄さを物語ものか。

第三の忍者

 ☆☆☆内容はほとんど覚えてないけど、プロットじたいも『第三の男』のオマージュなのかな?? 信長の寝室へ仕官の売り込みに行って伊賀の忍者・里見浩太朗は、既に信長に仕えて同じく幼馴染の伊賀者に阻止される。信長の前に引き出されて、前から信長の命を…

座頭市と用心棒

 ☆☆☆★二大スター夢の共演で、『エイリアンVSプレデター』のはるか前にやってたんだね。でも、『座頭市対用心棒』ではないのか(^^;) 『用心棒』を観たのはかなり前で、『座頭市』もその後くらいか。座頭市は、記憶よりもかなりコミカルと言っていいくらい…

スナイパー 孤高の弾丸

 ☆☆☆★スナイパーものは珍しくもなんどないが、イラン映画、というのが珍しい。しかも実話ベースという。『スターリングラード』みたいなもんか。 イラン・イラク戦争ということで、顔が似てて(人種は同じ?)、何より、イランとイラクの区別がつきづらい(…

ドラえもん 新・大魔鏡

 ☆☆旧・映画版は観ている筈だが、ほとんど記憶にない。原作は去年か一昨年に再読したので、だいたい覚えていた。 犬の王国のディテール(というか大道具)が増えたくらいで、基本的には作画のアップデートを目的にしたリメイク。 リニューアル後の一作目?…

隣人は静かに笑う

 ☆☆☆★最初以外は七割がた早送りで観たが、早送りでも内容がしっかり分かって、しかも面白かった、という稀有なケースだった(^^;) どこかでホラーだと見聞した記憶があったから観たのだが、考えたら、人情もの、ということもあり得る邦題だよなぁ……。実は…

アフター・アース

 ☆☆人類が放棄してから数百年だか数千年たち、事故で不時着することすらできないとされている地球に、事故で不時着した、ウィル・スミス親子がサバイバルする。 『猿の惑星』かと思いきや、地球であることは序盤にサラッと明かされて拍子抜け。 設定面か…

フリー・ガイ

 ☆☆★評判がいいので期待して見たが、私的には全然だった。『マトリックス』とか『トゥルーマン・ショー』のほうが良い。私が最近の自由度の高いオープンワールドゲームをやったことがない、というのも大きいかも。 モブキャラネタなら、『勇者ヨシヒコ…

ドラえもん のび太と奇跡の島

 アニマル・アドベンチャー ☆☆★少なくとも、大人が観るには、当たり外れがある子供向けアニメ映画だが、今回はダメなほう。 絶滅した動物を保護する、ジュラシック・パークというか、怪獣ランドというか、そこへ別々に拉致されたのびすけとのび太たち。絶…

異常

 ☆☆★ 早川書房『SFが読みたい!』で上位に入っているからといって、私が面白く読めるかどうかは、全く関係ないのだが、読みたい本を探すきっかけにはなる。本作も、22年の上位に入っていて、あらすじで興味を引かれたフランスSF。 結論から言えば、全然ダ…

笑いの力

井上宏 ☆☆★ 関西大学出版部今となっては20年近く前の本なので、今となってはどこかで見聞したものばかりではあるが。 「笑いはネガティブな心情を吹き飛ばす」 「一人で(テレビなどを見て)笑うより、他の人と一緒に笑うのがいい」 「自分の失敗を受け入れ…

エアーウルフ(3)

 ☆☆☆メキシコに不時着したドミニクを吸収すべく、ホークとアークエンジェルがエアーウルフで向かう。 トラック的な使われ方の、ペイロードが馬鹿でかい、クジラみたいな不恰好なヘリにドミニクが乗るのが、実に似合ってる。似合ってると言えば、ドミニクと…

ザ・ワン(再)

 ☆☆☆★YouTube番組「ザ・ノイジーズ」で今年のアカデミー賞候補(その後ほんとに受賞した)である『エブエブ』(余談だが、原題そのままとはいえ、最悪な邦題のひとつやね(´Д`))の前にこれがあっただろ! ということで紹介されていたのを機に何度目かの…