☆☆☆
二十数分の短編SF映画。かと言って自主映画でもなく、音楽もしっかりしているので、アメリカのテレビ映画（30分番組）とかかもしれない。素人に毛が生えた程度とはいえ、ちゃんと日本語版がアテレコされてるし。
郊外で二人でキャンプ中の二人に、宇宙船に乗った宇宙人が襲って来る、という話。
冒頭の宇宙での宇宙船バトルで、女性パイロットが映るのだが、フルCGかと思ったくらい。顔の造作と演技のせいで、「『逆』不気味の谷」現象が起こっているのが興味深い。
ストーリーはありきたりだが、『パシフィック・リム』のロシアロボみたいなヘルメットの宇宙人のスーツの造形は頑張ってたんじゃないだろうか。パソコンで観ている限りは気にならなかったクオリティのCGだが、それでも場面を宇宙と夜に限定したのは好判断。
以下ネタバレ
展開としては、「自覚なかったけど、実は超人でした」もの。主人公が、過去にUFOにアブダプション（拉致）されていて、改造されていたところ、今回の宇宙人の攻撃で覚醒した、というもの。
もうひとつはプロットとして、冒頭の女性パイロットの他に、恐竜星人みたいな顔のやつもいて、主人公たちを襲っていたのはそいつだった、というどんでん返しがある。短編でもあり、「だから何？」と、全然驚きはないのだが(^^;)
