思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

カッペイ

☆

予告で観た時は、『新解釈三国志』か『大怪獣のあとしまつ』なみのダメダメ映画だと歯牙にも掛けなかったが、意外と一部で評判がいいので、ひょっとすると? という期待半分で観た。
結果は、予告編の印象通り(´Д`)
福田雄一作品とか、『HK 変態仮面』とかが好きな人は、全く同じノリなので、楽しめるのかも。
真面目に言えば、DT映画というか、思春期映画として、共感できなくはないのだが、それなら、おちゃらけ要素なしでやってくれないかなぁ。ま、そうするとマンガを映画にする理由がゼロになるんだけど。
エンドロールでは原作のコマをダイジェストで見せてくれるのだが、あのヘタな絵柄(『ゴリラーマン』的な)であれば、こういう内容でもアリなのだとは納得できる。
序盤で天丼ギャグとして出てくる、カッペイが「オレは終末の戦士」というのに対して「週末」と勘違いするネタは、原作にあるのか知らないが、文字で読むより、映像化してこそ生きるネタではある。
カッペイというのは、主人公の名前。
ヒロインの髪質というか、髪型に違和感があったので調べてみたら、セミロングの画像ばかりだったので、やっぱりヅラだったのか、という感じ。