☆☆☆★
評価は、限りなく☆☆☆に近い。時系列がシャフルされているのが気が利いているというのか、ストレートに描くと、「だから何？」となるから、小手先の技で化粧したのか・・・？
観終えた後に見た、すぐわかるお解説でもあったが、たしかにお笑いコントすれすれのお化け描写。白塗りの子供と大人の女がすぐ横に立っているというのは、かなりシュール。セオリー通りなら正面から見る人と観られる人をカットバックで映すのに、二人同時に出るもんだから、真横から撮っているから、余計にお笑いっぽい。それでも頑張ってまばたきせずに目を剥いているから、逆に怖がらないように、お笑いだと思っても、なお怖く見えるのが凄いところ。
呪縛霊って聞いていたのに、意外と、お化けが（俊夫と伽耶子）が関係者を無差別に殺してゆくところは、海外のスラッシャーものっぽい感じも。
ルールがなくて、いつの間にか布団の中にワープしたりするのはずるいなぁ(^_^;)
