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『映画秘宝』界隈の風聞から、シュワちゃんのカルト的人気の乱暴な映画が『コマンドー』なら、それと双璧をなすのがスタローンの『コブラ』、ということで観たもの。小学生当時、テレビで観たような気もするが、『ゴリラ』と混同してる気もするし、どっちにしても観てない気もするし……(^^;)
スタローンは、人質を取るような犯罪者は容赦なく射殺し、警察の上司からも、困った時は、犯人を殺してでも事件を解決する仕事人として頼りにしている、という存在、マリオン•コブレッティ。
連続殺人鬼に目をつけられた女を護衛していると、案の定、前振りなくいい関係に。
「殺した相手に捨て台詞」も、『コマンドー』なんかと似ている。この時代のアクションヒーローの流行だったのかな。
見どころは、クライマックスの、逃げる主人公を襲うならず者たちとのバイク対決。『キャノンボール』とかを彷彿させなくもない。
コブレッティが健康志向で、身体に良い食べ物にこだわるとか、どうでもいい設定など、無駄な差別化の努力の後もみられるが、まあどうでもいい。
『コマンドー』ほどハチャメチャにできなかった、色んな意味で残念な作品かな。『コマンドー』が好きな人が、スタローン版『コマンドー』として、偏愛するのも分からなくはないけど。
