思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

シティハンター 史上最香のミッション』☆☆☆

まさかの80年代の日本の「ジャンプ」漫画を、40年後のフランスで実写映画化。
連載当時小学生から中学生だった私は、「ジャンプ」を買って読んではいたものの、ストーリーはほとんど覚えてない(^_^;) アニメも全然観てない。
今回も、観ながら「あー、こんなのだった」という懐かしさの連続。主人公の冴羽寮だけはちょっと違う(リョウはなんかジム・キャリーみたい。)けど、香と不海坊主はめっちゃ似てる。乗ってる車もそのまんま。100トンハンマーを振り回したり、背景にカラスが横切ったりするとか、完全再現が楽しい。ストーリーは原作にあったやつかな? 覚えてないけど(^_^;) あってもなくても、いかにもありそうなストーリーではある。エンディングはTMネットワークGET WILD』(テレビ版じゃなくてリミックス)だし。
フランス映画って、クソ真面目で芸術っぽいお高く止まったイメージだが、『ザ・カンニング IQ0』みたいな底抜けに低俗おバカなコメディもあるのだ。本作はもちろん後者。
惚れ薬がいろんな相手に使われることからの、コントみたいなドタバタが続く。香港というか、アメリカの低予算コメディのノリ?
ガンアクションは、それっぽいが、まあ見るべきものはあんまりなかったかな。楽しく観られるコメディ映画ではある。