思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

アルゴ探検隊の大冒険

☆☆☆

ゼウスなどのギリシャ神と、人間のジェーソンの話。船に乗って、色んなモンスターとでくわす、ファンタジー
前に観た『SF巨大生物の島』と比べると、物語の骨格がしっかりしているというか、ある程度は知っている物語なので、とっつきやすい。
また、WOWOW放映では、『SF巨大生物の島』ではブラウン管レベルの画質だったのが、本作ではなぜかカットごとにバラバラだが、綺麗な画面のほうが多い。
古典なのでネタバレもクソもないので続けます(^^;)
登場する特撮は、ハリーウンゼンといえばこれ、という動く青銅の像タロス、ガーゴイルヒドラ、スケルトン、ポセイドンなど。出来栄えは、玉石混交。もちろん、現在の目で見て、まるで実在するかのように、とはいかないが、コマ撮りアニメとしての面白さを味わえるのが、タロス、ガーゴイル、スケルトン。
残念なのがヒドラ。さすがに、5、6本(7本だった気がするけど、作中では5本に見えたかな)の首と、二又の尻尾を、胴体をくねらせながら動かすのは至難の業だったようで、胴体は地面にベタ着きで、首と尻尾がヒョロヒョロしているだけ、という感じ。
最悪なのがポセイドン。海峡の崖崩れを防ぎに海中から出てくるのだが、ほとんど『ごっつええ感じ』の板尾係長という感じ(^^;) 申し訳程度に海面から尻尾を出してるけど。

1963年 アメリ