☆☆★
韓国のホラー。どちらが先が調べてないが、めちゃくちゃ黒沢清っぽかった。暗い屋敷と赤と緑が印象に残る画面は『オロチ』みたいだし。
映画館で見れば、サスペンス演出はばっちりなのだと思うが、家で観るには、いくらなんでも間が長すぎ(^^;)
主人公姉妹と（後妻の）母親の顔も、髪型もなんとなく似ているので、区別しづらかった。半分は狙いなんだろうけど。
吉村達也の『姉妹』は、これのノベライズだったっけ？？
以下ネタバレ
ほとんど早送りで観たので、細かいところは見落としや勘違いがあるかも。
タイトルからしても、箪笥の中に貞子的な幽霊でもいるのかとおもわせて、実は家じたいがおかしい、最近観たものでいえば『レフト 恐怖物件』的なやつかと思えば、実は主人公姉妹じたいが狂っていて、片方は彼女じしんが殺したのだ、ということが分かってくる。ここで、女３人が似ていることが活きて（？）きて、どちらも幻覚で相手を殺したように錯覚させる。
ラストは『ジョーカー』とか『リアル鬼ごっこ』か何かでもあったように、精神病院で、医師に過去について訊かれるところで終わる。忘れたけど、冒頭もこれだったっけ？
頭陀袋に人間または死体を入れて叩くのは『オーディション』でも飲食に残るシーン。
