☆☆☆★
一度観ているのに、全然覚えてなかった(^^;)
本作は、いつもの野原一家とカスカベボーイズが、西部劇映画の中に取り込まれる、という話。
往年の西部劇のスターが、吹き替え声優もそのままにアニメ化して登場……している、っぽいのだが、元ネタは何一つ分からない(^^;) というか、これまでの映画シリーズでも、ターゲットである子供の親世代向けのネタを毎回何かしら仕込んでいたが、本作まで来ると、よほどの西部劇好きか、じいちゃんばあちゃんしか分からないのでは？？（つまりやりすぎ。せめて映画内って言ってるんだし、名前くらいテロップで出しても良かったんじゃない？ 顔は分からなくても（そもそもどこまで似てるのかも怪しい(^^;)）名前くらいは聞いたことある、となるんじゃないかな？
『映画ドラえもん』なんかではお馴染みの、ある種の異世界もので、だんだんリアル世界の記憶がなくなる、という映画クレしんではよくあるホラー風味も健在。本作では、子供にはギャグ、大人（なかんずく心霊ホラー映画ファン）にはホラー、という微妙なバランスになっているのが上手い。みんなしんちゃんの友達がみんな記憶をなくしている中で、ボーちゃんだけがある程度記憶を保っている、というのが、さすがはボーちゃん！
