思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

死霊館 悪魔のせいなら、無罪

☆☆★

印象的な邦題だが、原題にはこの要素はないらしい。
また、てっきり法廷ものだと思ったのに、その要素はほぼない。内容は、いつもの『死霊館』シリーズと同じ(だと思う。一作しか観てないから(^^;))。要するに、呪いの元凶、アイテムを探して悪魔祓いをするのだ。その途中で、観客へのお化け屋敷的びっくり演出が繰り返される。
私的には法廷劇を期待して観たので、それがなかっただけでがっかりである。悪霊もの映画としては、まあ普通。

以下ネタバレ

さらに酷いのは、判決が無罪ではないこと(!)いちおう殺人であるということで、懲役5年なのだ。量刑の理由も(映画内では)明らかにされないし。
これ、ある意味では『マネーショート 華麗なる大逆転』で大逆転しないこと以上に邦題詐欺でしょ(´Д`)