思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

レクリエイターズ ネイキッド(1)

☆☆☆☆

ふと深夜に見たテレビアニメで、「知ってたら最初から観てたのに」と地団駄踏んだ作品。途中から見るのも何なんで、結局見ずに終わった。
コミカライズは買ってたけど、途中からで終わっちゃうし(´Д`)
待望の、最初から「物語」を読む事ができた。
私の好きな「業界もの」であり「アニメもの」であり「メタもの」であり「SF」である。好きなもの全部盛りと言っても過言ではない。
唯一の不満は、キャラのネーミングが似ていて覚えづらいこと。セレジア、メテオラ、アリステリアと、主要キャラが全部「ア」段で終わるんだもん(´Д`)
各所にキャラ(ラフ/アニメのキャラ原案)の設定画を掲載してあり、作者コメントもあるのが嬉しい。
ちなみに、この上巻ではコミックス5巻までの範囲内で、ほぼ内容は同じだった。
マンガ用の脚本とほぼ同じなのか、テレビアニメ用に、より細かく描写したのかは不明だが、十分にアニメとしての画面や動きがイメージできる(原画が描けそうな)文書表現だった。
あと、コミックスの時点でずっともやもやしていたのが、「アリステリアは男か女か?」問題。アニメを観た人なら、百聞は一見にしかず、一聴判別できるのだが、キャラデザインも、セリフも、峻別しづらい。おもけに地の文でも「彼」「彼女」という表記がないのだ。ようやく出てきたのは物語全体の中盤(ラストまで読み終えてから書いているので、下巻だったか思い出せない)で、しかも先にも後も、一度だけだったんじゃないかなぁ。