☆☆☆☆
シリーズは殆ど見たことがないが、メタ的なシリーズへの自己言及的な作品であることは伺い知れる。作中世界の住人として明らかに不自然なセリフやアイテムが多いし。
とにかく色彩も構図も、編集テンポも含め画面が綺麗なので、２時間半超えの大作だが、飽きずに見られた。
悪役が『ノーカントリー』と同じ人だというのは、後から分かった。髪型も色も全然違うからね(^^;)
その悪役の動機がなぁ……。さんざん意地悪くつけ狙って、心中って……。よくそんなんで部下がついてきたなあ……っていうかついてこないやろ？！
悪く言えば、メタ的なシリーズのオマージュだけで、脚本の整合性は無視した作品。だが、シリーズのファンなら、美麗な画面と共に観れてしまう……というような作品かな。
