思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

キャノンフィルムズ爆走風雲録

☆☆★

映画制作会社をテーマにしたドキュメンタリーということで観た。どんな映画を作っているところかは全然知らなかった(^^;)
観てみると、最初は母国イスラエルで映画を作っていて、ハリウッドに進出し、観たことのある作品で言えば、チャック・ノリスの映画とか、『オーバー・ザ・トップ』、『スーパーマン4』なんかを作った会社だった。基本的には、面白ければ良い、というB級映画ばかり作っている会社のようだ。
最終的には、映画会社MGMを買収したのが仇となって、ヨナハム・ゴーランは社長の座を追われた。
相棒は、アップルのようにキャノンフィルムを引き継いだのか、別の会社で映画を作っているのかは、少なくとも本作を観ているだけでは分からない。
なんとなく業界の栄枯盛衰を描くという点で、『時代劇は死なず チャンバラ美学考』を連想しなくもない。