思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

創元SF文庫総解説

☆☆☆★

ハヤカワ文庫SF総解説に続く企画のようだが、東京創元社のウェブ上で連載されていたものらしい。
ハヤカワより馴染みがないせいもあるのかもしれないが、読むのに二週間近くかかった(@_@)
大きな特徴は、古典のシリーズものがやたら多いことと、特に初期はやたら古い作品が多いこと。コナン・ドイルとかジュール・ヴェルヌとか。なので、戦前からある文庫なのかと思ったら、当レーベルじたいは70年代からのものらしい。
あとは、二千年台に入ってからは、ほとんど本屋で目にしたものばかりだった。
巻末には、レーベルに関する対談やエッセイもあって、満腹すぎる一冊。サンリオ編、ハヤカワ文庫編と比べても。