思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

サーキットの狼


☆☆

昔の『ジャンプ』の過去のヒット作特集とかで、その存在と、大ブームを起こした(またはスーパーカーブームに便乗した、あるいは相乗効果なのか?)は知っていたが、読んだことのないマンガのひとつ。
初っ端は、本物のレース映像から始まるのは高倉健のボクシング映画『』なんかと同じスタイル。それに続いて子門真人が高らかに歌い上げる主題歌(たぶんアニメとは別物?)が。
本編が始まると、スーパーカーが映るたびに、スペックの字幕が大きく出るあたりがブームらしい演出。
本編のドラマは、下町の埋もれた天才ドライバーと、ライバルによる熱血もの。15分くらい観たが、あとはラスト15分のクライマックスのレースまで飛ばしちゃいました(^^;)
そのレースは、主人公のロータスを始め、ミウラ、カウンタックからポルシェ、BMWなどなど、当時のスーパーカー勢揃い。だが、サーキットをのんびりエキシビジョン的に回っているだけにしか見えない。後半に何故か(途中観てないからね(^^;))山岳コースに移り、そこからは割とスピード感は出てくる。
ただし、現在の『ワイルドスピード』なんかを見慣れた(ひとつも観たことないけど、ヴァタシは(^^;))人には、迫力がたりないかなぁ……。そもそも、ロータス•ヨーロッパって、ずんぐりしすぎてあんまり格好いいとは思えない。むしろ可愛いらしいかも。
ただし、ヒロイン的に出てきたロングヘアの女性は良かったかな。当時の毛量のあるロングではなく、現在の視点でもスマートな感じなのは、その人、榎本メイがハーフだからか?