思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

少林寺 怒りの金剛拳

☆☆☆

近年の映画。元盗賊のボスだった男が、部下の下克上でやられ、南少林寺に拾われる。このへんは元祖『少林寺』とだいたい同じ。
部下の反乱に西洋人(イギリスかな?)が絡んでいるところと、二者が狙っているのが「中国」のお宝である印鑑である、というあたりが共産化香港らしいところ。
南少林寺といっても、老人(師父)、青年、子供の3人しかいないけど(^^;)
主人公が少林寺に匿われて修行(托鉢くらいしてなくて、拳法はまともに教わってない)するシークエンスでは、なんか間抜けといく、コメディチックな歌がかかるのだ(´Д`)いちおう、内容に即したもので、レコード会社のタイアップとかではないのが唯一の救いか。
少林寺のこどもが、香港映画的なコメディ要因なのだが、どうも『カンフーくん』じゃないけど、寒いわムカつくわで、まじめなカンフーアクションとして楽しめないんだよなぁ……(´Д`)
ワイヤーも使いつつ、それなりのカンフー•アクションを見せてくれる。かと言って、記憶に残るようなシーン、カットもなかったので
印象が薄い。ヒロインも、アクションもビジュアルも、飛び抜けたものはなかった。