☆☆☆
千葉真一追悼。
冒頭は、千葉ちゃんが死刑囚の教誨師役で出てくるので、もしかしてアクション映画じゃない？ と思ったのだが、心配ご無用(^^;) 唐突にカラテっぽいアクションが始まる。
どうも教誨師は死刑囚である空手の達人に接触するためのようだが、そんなことできるの？
観て行くと、本作にはリアリティもクソもない(^^;)
とにかく全編、ひたすら千葉ちゃんがカラテ・アクションで戦いまくる。これまで空手とからてを使い分けてきた。千春ちゃんのは、どう見ても正式な空手には見えない。実戦的、というより、ブルース・リーのマネ(^^;) 怪鳥音こそないが、ポーズとヘン顔は正しくブルース・リー。関根勤が千葉ちゃんのマネをしているのは、本作をマネしているのだろう（あとは『新幹線大爆破』ね）。
香港アクションに馴染みのある私が観ても（だだし、ブルース・リーへの尊敬はない）そうなんだから、普通の若者が観たら、顔芸ギャグにしか見えないんじゃないだろうか(^^;)
