思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

地球最終戦争 ロボット・ウォーズ


☆☆

以前『タマフル』の『パート2、3特集』で高橋ヨシキ氏が紹介してしていたことで知った映画。アメリカのコマ撮りロボット映画である種有名な『ロボジョックス』の2だか3なのだそうだ(面白いという理由で紹介してわけではない。ここ重要!)。
はっきり言って設定もストーリーも登場人物もどうでもよく、ロボットが格好良いか、どう動くかだけが勝負である。
最初に出てくるのは、サソリ型巨大ロボ。てっきり偵察機かと思いきや、『サンダーバード』1話のゴンク(だっけ?)を思わせる、砂漠移動用のバスみたいな用途なのだ。それにオーバースペックなサソリの尻尾レーザーが固定武装としてある。ストップモーションアニメとしてのできは、まあ、可もなく不可もなく(^^;)
ツカミとして実在のロシアのミサイル戦車(ミサイルの代わりに同サイズのレーザー砲を装備。もちろん架空)みたいなのをやっつけたりする。
そこから、どうでもいい陰謀劇による反乱や、軽いパイロットが主人公をナンパしたり、というのがあって、もう一体は最後10分くらいに出てくる。
これがまた、ビッグワンガムのおまけというか、『ターンA』のオレンジだか赤だかのやつみたいな、ダサダサのロボ。『ザブングル』みたいな感じでもない。やっぱり外人にはヒーローロボはデザインできないんだと改めて感じた次第。とにかく挙げたやつはどれもシルエットが頭でっかちなんだよなぁ。グレイとかの宇宙人に通じるものがある?
『第九地区』とか『ロボコップ』とか、2、3メートルくらいまでなら重機の延長として、格好良くできるのに、何故なのだろう……?