高橋佳哉+村上力『サーバント リーダーシップ論』を読む。
印象に残ったところ
「相手は自分で○○が欲しいといっているのだから、○○のようなものが欲しいのであろうと思うのは、こちら側の論理である。実は、相手が本当に希望する弁益は、はっきり理由を聞かなければわからない。」
これは顧客にも部下にも当てはまる。
「サーバント・リーダーは(略)1個人の満足を高める要因を高めること、2個人の満足をそぐ要因を減らすこと、3個人の成果の達成である。」
「行動規範(value)(略)こそが(略)経営上は最も重要な位置を占めている。「日々、どう生きるか、どう動くか」ということを決めることは、「何をしないか」ということを決めることに他ならない。」
「「義は利の和なり」(略)この言葉に従うと、あらかじめ組織の「義」は何かを定義しておかなければ、「利」が取れないことになる。」