思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

『イラン空軍のF-14トムキャット飛行隊』トム・クーパー&ファルザード・ビショップ著/平田光夫訳
☆☆☆★

90ページほどだが、ムックとしての横書き&小さい文字なので、縦書きハードカバーなら、二百ページ弱にはなりそう。
いくら八十年代とはいえ、写真が荒すぎ。五十年代くらいに見える。

「イランからの受注により(略)トムキャット開発計画全体だけでなく、グラマン社自体もが救われた」

「低高度では低速でも超音速でも、パイロットの技量が同じならば、F14は必ずF15Aに勝ちました」

「トムキャットのエンジンは全然信用できませんでした。(略)終戦までに失われたF14は、イラク軍よりもTF30(引用者注:エンジン)を原因とするものがずっと多かった」

イラン空軍のF-14トムキャット飛行隊 (オスプレイエアコンバットシリーズスペシャルエディション)イラン空軍のF-14トムキャット飛行隊 (オスプレイエアコンバットシリーズスペシャルエディション)
トム クーパー ファルザード ビショップ Tom Cooper

大日本絵画 2016-04-30