思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

原作はアメコミらしく、マンガの構図を正確に再現したのがウリらしい。(『20世紀少年』と同じ?)
原作についての知識は皆無なので、そのへんとか、登場するヒーローがアメリカで実在するものなのか、作中で作られたものなのかは不明。どちらにしても、スーパーマンとかスパイダーマンとかアイアンマン、バットマンなんかに比べると完成度は低いことは間違いない。敢えてB級感を出しているのかどうかは不明だが…。
ヒーローの造型は新バットマンやロビンみたい。さすがに戦隊ものみたいな全身タイツはないなあ…。(月光仮面から続く日本独自のものなのか?)
ストーリーの雰囲気は『リーグ・オブ・レジェンド』のような感じ。いちおう昔ヒーローとして活躍していた関係者が次々殺される、というサスペンスや犯人捜しがあり、そのあたりは及第点だと思う。
気になったのは映画のお約束であるお色気シーン。ヒロインがあまりにも節操がない、感情移入できなかったのが問題ではある。
そしてブルー・マンがCGの完成度も含めてギャグにしか見えない。火星で何をやってるのか訳わからんのも。そして奇跡うんぬんのくだりは余りにもチープすぎて笑える。ただ、最後の人類を超えるくだりはクラーク的SFのビジョンを感じさせて良かったのだが、人類を超えるにしては、事故になってからの年月が経ちすぎてるような…。

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