思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

主に朝日新聞に代表されるマスゴミのトンデモ報道を書いたもの。
これを読めば極左マスコミに唾棄したくなること請け合いだ。
いかに事実をねじ曲げ、歴史を無視し、外国の犬になっているかがよく分かる。これこそジャーナリズム、という一冊だ。
>「汝の隣人を愛せ」というイエスの言葉だ。
 日本人は「隣人と仲良くしよう、向こう三件両隣」くらいに受け取る。(略)ところがマタイ伝では、この言葉は「右の頬を打たれれば左の頬を出せ」とか「下着が欲しいと訴える者には上着も与えよ」といったコンテクストのなかで語られる。
 誰が殴られて喜んで反対の頬を出すか。凡人には無理で、そこがイエスのイエスたるところだろう。(略)そうすると「隣人を愛する」のも、よその国では左の頬を出すくらい難しい芸当だと受け止められているということがわかる。
 『旧約聖書』には、隣人とは最も狡猾で危険で、隙を見れば「隣人の妻を犯し」「隣人を陥れる偽証をし」「隣人の財産を盗む」(モーゼの十戒)ものとある。


モンスター新聞が日本を滅ぼすモンスター新聞が日本を滅ぼす

PHP研究所 2008-04-17


松本良順がポンペとともに長崎の医学伝習所でどのように西洋医学が伝授されたのかが描かれている。
今ではほとんど考えられないが、近代医学の普及というのが江戸時代の身分社会を崩すものである、というのがわかる。
>ポンペが日本にきてもっとも驚いたことの1つは、目病みと盲人の多いことだった。
「世界のどの国をとっても、日本ほど盲目の人の多いところはない」
というのが面白かった。

胡蝶の夢 (第2巻) (新潮文庫)胡蝶の夢 (第2巻) (新潮文庫)

新潮社 1983-11