『骨盤自力整体』
補足
「体操で骨盤を引き締めたから痩せるということはありません。(略)背骨がゆがみ頸椎もゆがむと(略)ゆがんでいる場所にぜい肉がつくのです。」
「背骨がゆがみ、頸椎もゆがむと二の腕にぜい肉がつく」
「胸廓が下垂するとおなかにぜい肉がつく」
「猫背になると背中にぜい肉がつく」
「頸椎がゆがむと太ももにぜい肉がつく」
「骨盤に硬直がなくしっかり開閉している人なら、眠っている間のホルモンの働きだけで、約1キロのダイエットが可能です。(略)起床後五時間と、寝る前五時間は、異に食べ物を入れない」
これらの引用はあくまでも備忘録なので、個人的に試してみるためのもの。別に百パーセント信じたから広めるために書いている訳ではないので念のため。
『踏切天国』
☆☆☆★
大きく分類すると、施設テツ、ということになるのだろうか。題名通り、踏切に限定した本。
実際に著者が撮影した全国の珍しい踏切を紹介。写真も大きいし、一ヶ所に複数写真を掲載しているのもありがたい。解説も必要充分。
交通渋滞緩和と、鉄道事故防止の観点から、全国的に踏切は廃止の方向にあり、本書掲載の時点で既に廃止されるた踏切もいくつもある。
基本中の基本である、踏切の四分類(遮断機なし、係員常駐、普通のもの、)じたいも把握していない人がほとんどでは?
少しでも鉄分のある人なら、眺めているだけで楽しい一冊。普段通っている踏切が、意外とレアなことに気がつくかも。
『「骨盤」自力整体』矢上裕
☆☆☆☆
永岡書店
整体、なかんずく骨盤の(自分でできる)整体法だけでなく、生活習慣まで含めたノウハウが書かれている。
意地悪く言えば、骨盤さえ整えれば、性格からダイエットまで全てうまく行く、という、ハウツーものにありがちな内容、とも言えるが、笑い飛ばせないところもあり、やってみても損はない気がする。
東洋医学という観点からは当然かもしれないが、『風邪の効用』などと同じく、生活習慣そのものから身体のバランスを改善しよう、というものだ。
「朝ごはんこそ健康によくない(略)午後にはじめて食事を摂り、夜ごはんは早めに食べる」
朝ごはんを抜く、というのはにわかに信じられないが、騙されたと思ってやってみてもいいかも……。更年期に入ると、昼食すら不用、というからすごい(というか、ホントに大丈夫?)。
「心臓は左にありますが、これは体の軸が左寄りにあるからです。つまり、人間の正中線は真ん中ではなく、心臓の真ん中こそが正中線なのです。」
「虫歯や歯周病になるのへ歯を磨かないからではなく、ストレスのため唾液で歯の殺菌ができていないことが原因なのです。
歯の表面には、虫歯や歯周病から守る常在菌が張り付いていますが、市販の練り歯磨きを使うと常在菌を殺してしまうので、逆に虫歯や歯周病になりやすくなります。ですから、塩で磨いてください。」
これは骨盤とは直接関係ないが……。