思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

仮面ライダー響鬼

「冗談にしても酷すぎます!」
これは轟鬼の台詞だが、これがまた今回の話そのものにも当てはまる。
斬鬼の反魂法もかなり嫌らしい設定だが(これまた前半のテイストではあり得ない)、
まあ朱鬼という最近の伏線もあったことだし、いいとしようか…。
しまいに人格が飛んでいく、という設定や先週に直接の伏線もあったし。

パネルシアターのサークルに見学に行って子供に押し切られる明日夢は、
初期の気弱なテイストが垣間見えて、今回ただ2点良かったところの1つめ。
最初に「入らない?」と聞いた女性が母親だったのにびっくり。若い〜(*^_^*)

明日夢VSキョウスケ。河川敷でケンカのあとに並んで寝転がるのは定番だが……
明日夢、取り返してないんかいっ!!?」
いくらケンカ弱いとはいえ、運動神経ゼロのキョウスケに勝てないってのは致命的やぞ!?

あんな街中にマカモーが出てくるの〜?
誰も探知してないけど…。
それにしてもマカモーって特定のターゲットを付けねらう性質やったっけ…?
龍騎』のモンスターじゃないんやから…。

高校生を殺したのはキョウスケじゃなかったのね…。
別に逃げる必要なかったのでは…?まあ明日夢には盗んだ負い目があるし、
説明しても誤解されそうな状況ではあるが。

キョウスケの父親が殉職した消防士だったというのも、まあありがち。
消防士ってそんな金持ちかぁ〜〜?
あ、逆・玉の輿だったのか(^_^;)

轟鬼、復活。
最初はガクガクブルブル(*o*)だったけど、最後には完全にフツー。
「再起不能やったんちゃうんかいぇつ!!?」
早すぎるやろ!?
このへんは完全に「ジャンプ」的ありがちパターンだ。

今回良かった点の2つめが、巨大マカモーのCGI
全身が光ってぼやけているということもあってか、実景とのマッチングは完璧。

最後にダブル「音激斬」はまさに!という感じ。
当然だから良かった点には加えなかったけど。
ただ、あの体制(轟鬼が前で斬鬼が後ろ)なら、
マカモーが爆発した後に轟鬼が振り向いたらすでに斬鬼がいない、
というのが正統だと思うけどなぁ…。
(このへんは先週の感想と一緒で戦争映画の雰囲気が欲しいってのがあるなぁ)

今回最大のツッコミがこれ。
響鬼がキョウスケに曲玉の使い方もテストの1つだったことを諭すのだが…。
「曲玉盗んだことはお咎めなしかいっ!!?」
無理矢理(論理的整合性も感情的にも納得できない)キョウスケを良い子にしようとしてるようだが、
こんな展開、誰も望んでませんからっ!!!
せっかくみんなこれで完全に番組から消えてくれるだろうと思ってたのに、
来週からまた弟子に戻るみたいやん…orz